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両丹日日新聞2018年3月 2日のニュース

昨年3トン、今年800トン イワシ大漁で市場わく

舞鶴地方卸売市場 京都府内で水揚げされた魚のほとんどが持ち込まれる舞鶴地方卸売市場(舞鶴市下安久)が、マイワシの大漁に連日沸いている。セリの時間が終わってもイワシを満載したトラックが次々と到着。京都府漁業協同組合(JF京都)や市場関係者たちは「値段も手頃になっています。地元府北部のみなさんに、ぜひ新鮮なイワシを食べてほしい」と話している。

 イワシが取れだしたのは2月19日ごろ。伊根で大漁となり、その後は田井など舞鶴市内でも水揚げされるようになった。2月末までで水揚げ量は842トンにも。昨年は1年間で3・5トン、一昨年でも19トンだったことから比べると、まさしく「異次元」の量になっている。

 市場には600キロ入りのコンテナに詰めて持ち込まれるが、ここ数日は毎日100トンを超えているため、場内はコンテナを何段も積んだフォークリフトとトラックがひっきりなしに行き交い、活気に満ちている。

 近年で大漁だったのは2013年で、年間637トンを記録したことがあるが、すでにその年間量を超えており「これほどの大漁は、いつ以来だろう」と市場関係者たちはえびす顔。東京・築地など全国に出荷されているが、地元にも多く出回っているといい、JF京都指導課では「イワシはDHAが豊富だったりして体にいい。いま取れているマイワシは大きくて身がプリプリしています。新鮮なまま店頭に並んだものは刺し身や天ぷらがおすすめ。ツミレもおいしいですよ」と話している。


写真=丸々としたイワシが詰まったコンテナを運んでフォークリフトが忙しく行き交う卸売市場

    

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