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両丹日日新聞2018年2月 5日のニュース

6年ぶりに雪まつり ゲレンデに家族連れの笑顔

 6年ぶりに雪の中で歓声-。京都府福知山市坂浦の北陵総合センタースキー場で4日、雪まつりが開かれた。晴天となり、白銀の中で子どもたちは大はしゃぎ。ソリ滑りやミカン拾い競争など、雪尽くしのイベントが続き、ゲレンデに笑顔が弾けた。

 雪まつりは12年に開催以来、積雪不足などで5年連続中止されていたが、今回は1月24日から26日にかけて降り続いた雪が30センチほど残っていたため、6年ぶりに開いた。

 まつり前日には、主催する北陵地域公民館運営協議会のメンバー20人ほどが集まり、駐車場や道路の雪かき、会場設営を手分けして実施。来場者を迎える準備をした。

 当日は、開催の可否を確認する電話が朝から多くあり、まつりがスタートする午前10時には、たくさんの家族連れらが来場。ソリ遊びや雪上ビーチフラッグ競争などをして、楽しく過ごした。

 雪まつりがあることを知り、神戸市から祖母の中山芳子さん(57)と遊びに来た隼君(4)は「ソリ遊びはスピードが出て、とっても楽しい」と大喜びで、夢中になって何度も滑っていた。

 また雪に埋まったミカンを集める「ミカン拾い競争」は、幼児、小学生以下、大人など世代別で実施。子どもたちは、「よーいスタート」の合図とともに、一斉に雪の中を駆け出し、必死にミカンを探した。

 公民館運営協議会の小原彰紀会長(62)は「気温の高い日もあり、雪が残るか気をもみましたが、6年ぶりに開催できてほっとしています。雪の中で遊ぶのは、子どもにとって良い経験だと思うので、今後も続けていきたい」と話していた。


写真=ミカン拾い競争を楽しむ子どもたち

    

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