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両丹日日新聞2017年12月12日のニュース

お正月にぴったり ピンク色のどぶろく醸造

ピンク色のどぶろく 国のどぶろく特区になっている京都府福知山市大江町毛原で醸造を続ける杜氏、川瀬保さん(69)が11日、紅麹を使い仕込んだピンク色のどぶろくの瓶詰めをした。「大江のどぶろく棚田の春」の銘柄で、自宅そばの醸造場で販売を始めた。

 川瀬さんは10年に「その他の醸造酒製造」の免許を取り、「大江のどぶろく棚田の里」を造って販売を始めた。翌年からは、棚田の春も製造している。

 棚田の春は酒造好適米「京の輝き」を使用。今年は11月29日に仕込み、720ミリリットル瓶100本分を造った。11日は、丹後二俣紙のラベルを貼った瓶に、どぶろくをひしゃくで注いでいった。

 棚田の春は1本1940円(税込み)。新春のめでたい酒として、人気が高いことから、正月三が日は午前9時から午後4時まで、同町内宮の元伊勢内宮皇大神社参道沿いでも売る。棚田の里や紅白の甘酒も並べる。

 川瀬さんは「今年は米の溶けが良く、すっきりとした味に仕上がっています」と話している。

 問い合わせは川瀬さん、携帯電話090・6984・3283へ。


写真=ピンク色のどぶろくの瓶詰めをする川瀬さん

    

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