現代印象派のフランス人画家、アラン・ボノール画伯が2日、京都府福知山市野花の上川口小学校(高橋正則校長)を訪れた。大きな画用紙に6年生と絵を描いて共同作品を作り、絵を描くことの楽しさを伝えた。
市民交流プラザでの熊本地震復興支援チャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」に作品を出展しているボノール画伯が、展示に合わせて来日。地元の子どもたちと交流したいという希望があり、主催する福知山東ライオンズクラブが、市教委などと協力して実現させた。
授業では、ボノール画伯が縦110センチ、横79センチの画用紙2枚にアクリル絵の具で、フランスの田園風景と女性をそれぞれ描いたあと、児童らが余白に花や動物、虹などを描きこんで仕上げた。出来上がった2枚の作品は巨匠絵画展で展示され、最後に同校へ寄贈される。
清水隼人君は「自分の好きなように色とりどりの花を描けて楽しかったです。みんなで一つのものを作るというのも面白いです」と笑顔を見せていた。
写真=ボノール画伯(左から2人目)が児童らと共同作品を作った
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