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両丹日日新聞2017年2月 3日のニュース

節分に大江山の鬼が出たぞ 園児が力を合わせて撃退

0203mamemaki.jpg 3日は節分。これにちなむ行事が、いろいろな場所で催された。豆をまいたり、恵方巻きを食べたりして厄を払い、福を呼び込んで一年の安泰を願う。子どもたちが元気いっぱいに鬼退治をする姿も見られた。

 みんなで力を合わせて鬼退治-。京都府福知山市駅南町の福知山聖マリア幼稚園(佐中邦子園長、202人)に3日、大江山の怖い鬼が現れた。園児たちは怖がりながらも豆をまいて、鬼を追い払った。

 東北地方のなまはげ風の姿をしている鬼は、園児の保護者が扮して大江山からやってきたという設定。園児たちは教室の出入り口に、鬼よけのヒイラギの葉を付けた。室内には、積み木や机でバリケードを組んだ。年少組では、鬼と油断させるため、米袋で作った鬼のかぶりものを身に付け待ち構えた。

 先生がたたく太鼓の音が鳴り響くと、門から牙をむき出しにした赤い顔の鬼が登場。鬼は教室を回り、「ウオー」とうなり声をあげながらバリケードを乗り越え、園児に向かっていった。

 あまりの怖さに泣き出す子もいたが、勇敢な園児たちはみんなで力を合わせて、一斉に豆をまいた。するとさすがの鬼も観念して退散した。


写真=園児に襲いかかる鬼

    

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