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両丹日日新聞2017年2月 1日のニュース

衛星打ち上げ秒読みに参加 庵我小5年生

 現在のGPS(全地球測位システム)を補完し、精度を高めるための準天頂衛星「みちびき2号機」が、今春から今夏にかけて、国産ロケットに搭載されて打ち上げられる。これを前に「みちびきカウントダウン映像」の撮影が、福知山市三段池公園内の市児童科学館で行われ、近くの庵我小学校児童が参加した。映像は打ち上げ時、全国各地で撮影されたものとリレーする形で、公式中継映像内に表示される予定。

■「みちびき」のネット中継時に放映■

 「みちびき」は、日本のほぼ真上を通る軌道に乗る。2010年に1号機が打ち上げられており、17年度内に3機が加わる。

 これにより、常にどれか1機が日本の上にいることになり、GPSと一体で利用することで、現在は10メートルほどある測位の誤差が、数センチ程度に縮まるという。23年には7機体制になる予定。

 こうした中、事業を進める内閣府宇宙開発戦略推進事務局が、鹿児島県の種子島宇宙センターからの打ち上げを盛り上げるため、「みちびき みんなのカウントダウン」を企画。全国60カ所近くの科学館などが参加し、それぞれ5秒間を担当して発射300秒前からカウントダウンを始める。

 京都府内からは、福知山市児童科学館が唯一選ばれた。館内に宇宙コーナーがあり、ポスター掲示でみちびきを紹介していることから選ばれ、庵我小の5年生18人が参加した。

■145秒前を担当 児童科学館で撮影■

 撮影が行われたのは1月30日。「みちびき1号機」の打ち上げ時に使われたものと同じ形式のH−IIAロケットなどの模型が並ぶ「宇宙と地球の広場」、遊具が並ぶ「キッズコーナー」、それに「イベント広場」の3カ所で実施。「とびたてみちびき!」と記したボードを手に「145秒!」と元気に発声する児童たちの様子を同館職員が撮影した。推進事務局が編集時に、この3カ所の中から1カ所を選ぶ。

 映像は、打ち上げのインターネットライブ中継で、右下の子画面(ワイプ)に映され、参加団体名も表示される。最後の10秒は全国の参加者全員が声をそろえて秒読みをする。

 辻本勝館長は「みちびきが次々打ち上げられることで、測位の精度が一層高まり、カーナビやスマートフォンのほか、自動車の自動運転、農業機械の自動制御、災害時の情報収集など多くの分野への利用が期待されています。それに向けたイベントに参加でき、次代を担う子どもたちにとってよい思い出になります」と企画を喜んでいた。


写真=元気に声を出し、カウントダウン映像の収録に臨む児童たち

    

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