京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校(國田敦校長)の3年生14人が30日、福知山駅の清掃奉仕をした。電車通学をしてきた生徒らで、高校入学から通った生徒は3年間、中学からは6年間、お世話になった駅へ感謝の気持ちを込めて、隅々まできれいにした。
駅舎を磨くことで心も磨こうと、毎年続けていて、今回で49回目になる。1週間前に予定していたが、大雪の影響で日程を変更した。
JRと京都丹後鉄道の2組に分かれて、学校から持参した雑巾やバケツなどを使って、窓や手すりを丁寧に拭いた。
安達奈緒さんと川口愛華さんは、ともに兵庫県丹波市から通学。「3年間お世話になった感謝の気持ちを込めて掃除しています。必ず通る場所なので、いろいろな思い出が頭に巡ってきますね」と感慨深げに手を動かしていた。
清掃を終えたあとは、ゴミを拾いながら学校へ戻り、地域の美化に貢献した。
写真=いろいろな思い出を巡らせながら丁寧に窓を拭く生徒たち
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