京都府福知山市は、昨年2カ月間にわたって取り組んだ「地球一周ウォーキング」のチャレンジ結果を発表した。チャレンジに登録した市民の歩数を集計し、地球一周分の5714万2858歩（約4万キロ）をめざすもので、422人が参加。アンケートに回答した283人の合計は、8030万7442歩（約5万5千キロ）で、目標をはるかに上回った。

　市健康推進室は、10、11両月をウォーキング強化月間に定め、これに合わせて取り組みを企画。初めてだったが、健康志向の高まりや登録者にプレゼントする缶バッジが人気で、たくさんの人がチャレンジした。

　このほど集計した結果、アンケート回答者の平均歩数は28万3772歩となり、渡みち子さんの106万4745歩が最多だった。渡さんは健康維持のため、夫婦で毎日10キロほど、2時間かけて歩いているといい、「今後も続けていきたい」と話している。

　ほかの参加者からも、「筋肉量がアップした」「階段を利用するようになった」「体調が良くなった」「歩き方を意識するようになった」といった声が届いているという。

　またアンケートによると、このチャレンジをきっかけにウォーキングを始めたのが139人、今後も継続したいと答えた人は254人いた。

　新年度は、10、11両月に月をめざして歩くウォーキングチャレンジをする予定で、市健康推進室は「次回は地球1周の約10倍が目標です。昨年好評だったスイーツウォーキングも開催しますので、ぜひ参加してほしい」呼びかけている。


写真＝チャレンジをきっかけに、市のウォーキングに参加するようになった人もいたという