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両丹日日新聞2017年1月25日のニュース

雪の猿ケ島 ボスは孤高のやせ我慢

雪の中のボスザル このところの寒波で、動物たちも「ブルッ」。雪が続いた京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園にあるニホンザルの飼育場「猿ケ島」で、サルたちが体を寄せ合って温め合う「サル団子」の光景が見られる。その一方でボスザルは高い場所に一匹で座って、孤高のやせ我慢をしていた。

 猿ケ島には30匹のニホンザルが飼育されている。冬の寒い時期になると、団子のように固まり、寒さをしのぐ。24日は5、6匹が雪がかからないひさしの下の壁際でひっついていた。中心に赤ちゃんザルをおき、すき間がないようにする。
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 対照的に、群れのボスやナンバー2など力の強い雄は、雪が舞う中でも猿ケ島の中央の山の一番高い場所に座る。二本松俊邦園長によると、こうした姿は他のサルたちに威厳を示しているのだというが、手を丸め、毛が生えていない足の裏を横に向けながら、じっと寒さに耐えている。

 二本松園長は「ニホンザルは現在、羽毛のような冬毛が生えていて、寒さには強いほうですが、このところの寒波はサルたちにもこたえているようです」と言う。


写真上=猿ケ島の一番高い所で寒さに耐えながら座るボスザル
写真下=固まって寒さをしのぐサルたち

    

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