気象庁の観測によると、京都府福知山市の気温は25日午前7時20分ごろ、マイナス4度を記録し、今季一番の冷え込みとなった。早朝まで降っていた雪は、通勤時間帯にはやんだが、路上が凍てついたため、慎重に自動車を運転したり、転ばないように足元を気にしながら歩く人の姿が見られた。

　市内の積雪は、午前11時現在、雲原で107センチ、登尾で106センチ、夜久野町今里で96センチ、大江町佛性寺で91センチ、市街地の篠尾で18センチとなっている。

　府北部に発令されていた大雪警報は、24日午後3時57分に解除されたが、雪が多く残っていることから25日午前も継続して市災害警戒本部を設置している。屋根からの落雪に気を付けるとともに、簡易な建物や老朽化している建物などは倒壊の恐れもあるため、近寄らないようにするこなどを呼びかけている。

■26日朝、低温に注意■

　日本気象協会によると、福知山市では25日夜から急激に気温が下がり、午後9時にはマイナス6度、26日午前4時にマイナス11・4度の予報。水道管の凍結、交通への影響などが懸念される。


写真＝久しぶりに青空の広がった福知山市街地（25日午前9時ごろ、福知山城から）