京都府福知山市は、都会で働く人を地方に招く「アクティブワーキング」に取り組むことにしており、2月中旬からの実施に向け、準備を進めている。
■新しいビジネスの種、地方で見つけて■
都市部の会社員らが市内の周辺部に短期滞在し、地方の産業や観光、食に触れるツアーに任意参加することで、新しいビジネスの種を見つけてもらおう-というもので、市では初めて取り組む。
三和支所横の農業振興センター2階を活動の拠点として提供し、インターネット環境も整備。働きながら今後のビジネス展開のヒントを得ることができる。
また市側には、企業の発想やアイデアを、政策とまちづくりに生かせるメリットがある。地域住民、地元事業者にとっても、課題解決や企業間連携のきっかけ作りになり得るという。
用意しているツアーは、福知山公立大学の視察▽ブドウ栽培事業に取り組む石材会社の訪問▽三和地域協議会の取り組み紹介▽大原神社訪問▽子育て世代との交流など多彩。里山料理など、地元で話題のランチも楽しめる。宿泊先は寺尾の三和荘となっている。
期間は2月14日から18日ほどの5日間。参加企業を2月3日まで募っており、都市部を中心に15人程度を募集。地元企業も希望があれば、受け付けを検討する。参加は無料だが、宿泊や食費の実費は各自で負担する。
申し込み、問い合わせは三和支所、電話0773(58)3003か、市企画課、電話0773(24)7030まで。
写真=期間中に農業振興センターの一室を提供する
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