京都府の福知山市議会市民地域委員会は、大江町河守中央の町総合会館で「出張委員会」を開き、大江まちづくり住民協議会(新宮七郎会長)と、地域活性化などをテーマに意見交換した。
市議会では、情報発信と市民参加を促進する取り組みとして、各常任委員会が出張委員会を開催。今回もその一環で、17日に委員会から6人、協議会から11人が参加し、活動内容などを順番に報告した。
引き続き「地域資源を生かした地域活性化」「若者が定住する活気あふれるまちづくり」「丹後天橋立大江山国定公園と観光」の3つのテーマで、意見を交わした。
地域活性化のテーマでは、協議会から「ずっと昔から取り組みは続けているが、地域の個性を出すのに苦慮している。活性化策の知恵を聞きたい」と問いかけをした。
これに対し、委員は「どぶろくや豊かな自然、由良川も資源になるのでは」「夜久野町と連携し、漆と和紙のコラボなども考えていくことで、差別化につながるのでは」などと答えていた。
このほか、地域協議会の活動根拠となる自治基本条例について、早期制定を求める声もあり、委員は「早急に議案が出てくると思います。議会としても、制定に向けてしっかり審議していきたい」と説明し、理解を求めていた。
写真=地域活性化などをテーマに市議と住民が意見を交わした
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。