福知山市猪崎の三段池公園内にある市植物園(赤壁景子園長)は7日、園の前庭で「春の七草を味わう会」を開いた。約140人が参加し、職員が丹精込めて手作りした七草がゆを味わった。
七草がゆは、古来、無病息災を願って行われてきたもので、開園当初から毎年実施。この時期の恒例行事となっており、今年は好天にも恵まれ、家族連れらがたくさん足を運んだ。
用意したのは大きな鍋2つ分の約100人前。古代米の赤米と黒米の2種類を用意し、園周辺で摘んだセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザと、園のバックヤードで育てたスズナ、スズシロの七草を入れ、赤壁園長らが塩で味付けして仕上げた。
振る舞いが始まる時間には、朝から開催された七草観察会と冬の探鳥会の参加者も合流。みんなで出来立てであつあつのかゆを口に運び、季節の風物詩を満喫していた。
写真=約100人分の七草がゆを用意した(7日午前10時10分ごろ)
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。