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両丹日日新聞2017年1月 3日のニュース

2017市政展望 大橋・福知山市長に聞く(上)

記者の質問に答える大橋市長 昨年6月の選挙で初当選した大橋一夫・福知山市長。多忙な日々を送るなか、行財政や市職員の意識改革、観光と産業振興など、山積する課題に対応するため、これまで6カ月間にわたり、市政のかじ取りをしてきた。新年度の予算編成も控えており、市長公約で取り組む「全事業の棚卸し」の成果が、どのくらい反映されるかも注目される。そんな大橋市長に「今後の市政の展望」を主なテーマとし、新春にあたりさまざまな質問に答えてもらった。  

 −京都府議会議員時代との違い、市長職の難しさや醍醐味は何ですか。

 府会議員の時代は、活動日程や内容について、自分自身で考え行動してきましたが、市長になったあとは、そのようにはできない状況にあります。

 一方で、議会や市民の理解を得ながらですが、執行権者として、自分の考えを施策展開に落とし込み、事業展開を進められることは、大きな責任とともに、やりがいを感じています。

 −休日はありますか。あれば何をして過ごしましたか。

 休日は、ほとんどない状況です。あれば、睡眠不足ですので眠るか、少しゆっくりと市政の課題を考える時間をとるか、市政の推進に参考になる知識や経験をお持ちの市外の人と会い、話をしたいと思っています。

■産業振興■

 −観光振興で、「肉のまち福知山」の具体的なアプローチの方法は。

 家畜市場と食肉センターの両方が存在している京都府唯一の地域性を生かし、「福知山は焼き肉店が多い」というまちのイメージも含め、新たな観光のコンテンツとして打ち出すものです。また獣害に深刻な土地柄ではあるものの、見方によっては流行しているジビエの資源に恵まれているとも言えます。

 京都府ブランド畜産物の京地どりなどもあり、これらの活用方法をあらゆる角度から検討しつつ、新たに設置する「観光地域づくりセンター(仮称)」で、具体的なプロデュース方策を検討したいと思っています。

 −観光地域づくりセンター(仮称)の体制は。

 「観光は地域づくりである」という観点から、地域に埋もれた資源の掘り起こしや再発見に取り組みます。そのうえで、福知山ならではの観光プランへと結びつけることで、地域への誇りと愛着を育むとともに、交流人口の増加による地域活性化を図る、そのプラットホームになることを期待するものです。

 これまで不足していた戦略的かつ総合的な観光施策を進めるため、新しい視点や斬新な切り口を提言いただける専門家をはじめ、地元民間事業者を含む幅広い人たちの参画により、実現していきたいと思っています。

 −川の駅の構想は。

 川の駅については、大江町のあしぎぬ大雲の里一帯を考えています。駐車場や大雲記念館を活用し、定期的な朝市の開催など、地域住民の協力を得ながら、特産品などの販売を行い、周遊性・滞在性を高めた着地・体験・交流型の観光拠点として、取り組みを進めたいですね。

 −このほかで検討する観光振興策は。

 インバウンド対策や着地型観光に力を入れるほか、三段池公園など充実したスポーツ施設は本市の特徴であり、2021関西ワールドマスターズゲームズで、ソフトテニス競技の開催が決定したところでありますが、さらに国際大会や全国規模の大会の誘致を行い、スポーツ観光を強力に推し進めたいと考えています。

 −産業支援センターの役割や進め方とは、どのようなものですか。

 中小企業に活力を持って事業を営んでいただくためには、これまでの「支援イコール補助金」という考え方を根本的に改め、事業開拓や商品開発、販路開拓などを含めた総合的かつ一貫的な支援を行うことが、何より重要です。

 現在の企業間連携や産学連携の取り組みは継続しながら、福知山の中小企業の活力創出や底上げを図っていきたいと思っています。

 −農業の活性化策は。

 万願寺甘とう、紫ずきんなど収益性の高い京のブランド野菜は、さらに作付け支援を行い、それ以外の少量多品目の農産物については、地産地消や地産外商を推進するため、市内外での直売所や飲食店などへの流通・販売システムの構築による売れる仕組みづくりで、農家所得の向上を目指します。

 また農業生産から加工・販売までを一貫して行う6次産業化も実施していく必要があり、産業支援センターも活用しながら、福知山ならではの事業モデルを構築していきたいと考えています。


写真=ざっくばらんに記者の質問に答える大橋市長

    

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