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両丹日日新聞2014年12月12日のニュース

桜色のどぶろく「棚田の春」を醸造 特区の大江で

1212tanadanoharu.jpg どぶろく特区の福知山市大江町毛原でどぶろく(濁酒)造りを続けている川瀬保さん(66)が、今年も紅麹を使った桜色のどぶろく「棚田の春」を造った。通常のどぶろく「棚田の里」と合わせて紅白でのセット売りもする。

 川瀬さんは10年からどぶろくを醸造。翌年からは棚田の春も造り始めた。今季の棚田の春は、11月終わりから醸造に取り掛かり、11日に全50本(720ミリリットル瓶)の瓶詰めを終えた。

 味は通常のどぶろくと変わらない。川瀬さんは「今夏は日照不足となりましたが、米の出来はまあまあで、良い酒になっています」と言う。

 棚田の春は1本1800円(税別)。川瀬さん宅の醸造場で取り扱うほか、正月三が日は午前9時ごろから同町の元伊勢内宮皇大神社参道沿いでも売る。


写真=瓶詰め作業をする川瀬さん

    

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