福知山市大江町の小中学校、高校が集い、水害からの復興のメロディーを聴かせる「きずな音楽祭」(大江高校主催)が、大江町総合会館で開かれ、各校の児童、生徒が澄んだ歌声や息の合った演奏を披露した。
大江町では、昨年9月の台風18号による水害で多くの浸水家屋が出るなど、多大な被害があった。また今年8月の豪雨によって福知山市街地を中心に甚大な浸水被害が起きた。
大江高校では、台風や豪雨で被害を受けたまちや地域の人たちを元気づけたいと、音楽祭を企画。大江中学校、美河、美鈴、有仁の3小学校に声をかけ、町内の学校による合同ステージが8日に実現した。
学校ごとに合唱や合奏を披露した。出演人数は学校によって違ったが、どの学校も練習の成果を堂々と発表。歌や演奏を通じて、復興できた喜びや復興支援に対する感謝の気持ちを表した。
最後は会場に集まった全員で「ふるさと」を合唱。このあと各校の児童、生徒が「これからも大江町は力強く歩み続けます。心のきずなを大切に未来をつくり上げたい」などのエンディングメッセージを伝えた。
写真=美鈴小は5、6年生12人がステージに立った
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