需要のある夏場に収穫できる丹波黒大豆枝豆の改良品種「京夏ずきん」の出荷が、福知山市内で始まっている。もちもちとした食感が特徴で、京のブランド産品に認定されている。
市寺の生産者、坂本哲さん(77)は2アールで育てている。5月下旬に定植し、4日に初めて収穫。秀、優、良の3ランクに選別し、袋詰めにして出荷する。坂本さんは「天候の条件が良く、昨年より収穫量は多いと期待しています」と話している。
府内全体では中丹、丹後、南丹など8市2町の126戸が、13ヘクタール(昨年11ヘクタール)で栽培。府流通・ブランド戦略課によると、適度な降雨に恵まれ、順調に生育しているという。京都、大阪、東京などの市場に出荷され、約50トンの販売を見込む。
写真=順調に育っている坂本さん栽培の京夏ずきん
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