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両丹日日新聞2014年3月 3日のニュース

地域電話帳に防災情報を満載 西中筋商工振興会

0303bousaimap.jpg 福知山市の西中筋商工振興会(前橋徹会長)はこのほど、エリア内の防災マップを盛り込んだ西中筋地域の電話帳を作った。各区の浸水域や土石流の恐れがある箇所などを記すとともに、各避難所も明記している。地区内の戸田や興などは昨秋の台風18号による大雨で、大きな被害を受けた。商工振興会では、有事の際に、電話帳が防災の手引になれば−と考えている。

■有事の際の手引にと避難所や消火栓など詳しく■

 商工振興会は市内の戸田、興、石原、土、観音寺、東野町、南土野町、聖佳町8地区の商工業者らで組織。1965年(昭和40年)ごろから地区住民対象の電話帳を作り、5年に1回更新していたが、04年以降は作成していなかった。

 以前から電話帳に防災マップを入れてほしいという住民からの要望があり、商工振興会では2年前から製作を計画。当初は04年の台風23号の大水害のデータを基に作っていたが、昨年9月に発生した台風18号の大雨で市内各所が浸水し、西中筋地域でも被害が広まった。このため、急きょ今回の水害時のデータを使用することにし、実情に合ったマップにした。

 防災マップは電話帳の後半に、50呂砲錣燭蠏悩棔9馘攜鯆名癖|了害論邱馥算務所、市、各自治会のデータや資料を参考にした。製作にあたっては府の地域力再生プロジェクト支援事業交付金を活用した。

 地域を北、西、中央、東に分けた地図には、想定される浸水(2〜5メートル)域を青色で表示。急傾斜地を緑色、土石流による被害の恐れがある区域を茶色で示している。このほか広域・地区避難所や大雨時に使用できない避難所も載せている。

 拡大版の住宅地図には、浸水域、避難所などのほか、消火栓やホース収納庫、防火水槽の位置もマークを付けて分かるようにしている。

 1953年(昭和28年)の水害「28水」や04年の水害時のデータを参考にした地図も掲載。このほか、地域の名所などを記した「お宝マップ」も載せている。

 2300部作り、約1800部を地域の住民に配布。残りは地元の公共施設などに置くことにしている。

 前橋会長(65)は「昨年の台風の時は各地区で混乱が起きた。防災マップは電話帳と一緒になっているので、普段からよく分かる場所に置いてもらえると思う。住民の間で防災に対する意識を共有してもらえればうれしい」と話している。


写真=浸水域などを分かりやすく示した防災マップ付きの電話帳

    

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