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両丹日日新聞2013年12月21日のニュース

復興の思い込めたイチゴ 台風で苗失った戸田のハウス再開

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 台風18号で地区の家屋の多くが床上浸水した福知山市戸田地区で、被災後植えられたイチゴに赤々とした実がなっている。地区内に住む福山壽さん(66)のビニールハウスはどっぷりと水につかり、準備していた苗は全部だめになったが、季節の味を何とか消費者に届けたい−と、苗を取り寄せて栽培。21日から直売所も再開し、朝ぼりのイチゴを販売している。

 福山さんは自宅そばでイチゴや野菜などをハウスや露地で栽培。ハウスは15棟ある。04年の台風23号時にもビニールハウスがつかったが、イチゴ苗の一部は助かった。ところが今回は全滅。ハウスのほか、野菜などの直売所も天井近くまで水がきた。イチゴの苗はまだ植えていなかったが、置いていた約4万5千株は全て使えなくなった。
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 自宅も床上浸水して、いまだ後片付けに追われる中、「イチゴを楽しみにしている人たちのために、何とか再開したい」と、岐阜県などから苗を取り寄せ、10月上旬にハウスに植えた。

 「とちおとめ」など3種類で、数は約1万3千株。例年の3分の1と少ないが、次々と育ち、甘い実ができている。いま育てているイチゴの株から「子株」を採取して増やしていく予定で、来年4月ごろには、例年の株数に届くとみている。

 福山さんは「これまで何度も水害に遭っていますが、今回は想像を超えた災害になった。水害の後、多くのボランティアの人たちに来てもらい、ハウスのビニールの撤去などをお世話になりました。みなさんの期待に応えることができ、今はほっとしています」と話している。


写真上=大きく育ったイチゴを見つめる福山さん
写真下=浸水して、わずかに天井部分が見えるだけになったビニールハウス=9月16日アジア航測(株)撮影

    

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