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両丹日日新聞2013年12月19日のニュース

やくの玄武岩公園が府の景観資産に 福知山で4件目

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 京都府は、福知山市夜久野町小倉の「やくの玄武岩公園〜小倉石切場跡の柱状・板状節理」を、府景観資産に登録した。地元の小倉自治会(藤原良明自治会長)が、自然景観を守るため、地道に環境整備を進めてきたことが評価された。今後、府が景観アドバイザーを派遣するなど、地域活性化や観光振興の支援をする。府内で18番目の登録で、市内では4件目となる。

 景観資産登録制度は、地域固有の歴史や文化に裏打ちされた府内各地の身近な景観を、それを支えている地域の活動と併せて登録し、資産としての価値をみんなで共有、地域づくりを促進するため、07年に設けられた。

 市内では08年に「市民のこころのふるさと福知山城」と「毛原の棚田」が登録され、10年には「美しき命の源流うぶやの里・大原」が加わった。京丹後市と並び、府内最多の府景観資産がある自治体となった。

 小倉の玄武岩は、府内唯一の火山の田倉山(宝山)が30万年以上前に噴火した際、流出した溶岩が冷え固まるときに形成されたといわれる。一辺が40−50センチほどの六角形の柱状・板状節理がみられる。

 公園は、地域産業の一翼を担っていた石材加工業を支えた石切り場の跡地。高さ約15メートル、幅約150メートルにわたって玄武岩が屏風のように切り立つ姿は雄大で、大自然の造形を楽しめるように約0・5ヘクタールの公園として整備、あずまや、駐車場などを設け、桜の名所にもなっている。府天然記念物に指定されている。

■市内外からの来訪者増える■

 小倉自治会が府景観資産への登録を提案。地元住民らが公園一帯の清掃活動を月1回続けているほか、近年はライトアップをしたり人工滝の整備をし、コンサートの会場にも使われ、市内外から訪れる人が増えている。地質学的にも極めて価値が高い場所の登録となった。
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 18日に同町額田のやくのふれあいプラザで開かれた登録証交付式では、府中丹西土木事務所長の小出美次所長が、小倉の玄武岩の歴史や登録の経緯を説明後、藤原自治会長に登録証を手渡した。

 藤原自治会長は「まだ具体的に玄武岩公園を生かした取り組みを決めてはいないが、登録されたのを機に、地域おこしにつなげていきたい」と話していた。

 府では、景観アドバイザーの派遣によるまちづくりのアドバイス、ホームページやパンフレットを作成しての情報発信などで地元の活動を支援する。


写真上=景観資産に登録されたやくの玄武岩公園
写真下=登録証を手にする藤原自治会長(中央)、小出所長(左)と自治会、行政関係者

    

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