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両丹日日新聞2013年12月10日のニュース

放置された竹を炭にして野菜栽培 三和町川合でカーボンマイナス

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 放置竹林の竹を炭にして有効活用する「カーボンマイナスプロジェクト」が、福知山市三和町の川合地区で始まった。モデルケースとして府の支援を受けた川合地域環境保全活動協議会(土佐祐司代表)と川合地域農場づくり協議会(谷野正大代表)などが7日、地区内の竹林を伐採し、竹炭を作る作業をした。今後も地区内で取り組んでいく。

 川合地区では過疎や高齢化が進み、放置竹林が増えて、植林した山を荒らしたり、民家や農地にも影響を及ぼしたりと問題になっている。このため、府の「共に育む命の里事業」の一環として、中丹地区で初めての取り組みをスタートさせた。

 初日は地区内の岼で作業をし、地元の両協議会メンバーと立命館大学客員教授の柴田晃さん、府の関係者ら約60人が集まった。長さ10メートル以上の孟宗竹を伐採し、1メートルほどの長さに切り分け、焼いて竹炭を作った。今回できた炭は、参加者たちが各自持ち帰り、畑などに有効活用する。

 川合地域環境保全活動協議会の土佐代表(59)は「放置竹林は川合地区でも大きな問題。まず、住民の生活を脅かすような竹を伐採し、住みよい環境を整えることを考えています」と話していた。

 亀岡市ではすでに取り組みが始まっていて、川合の作業にも関係者が応援に駆け付けた。亀岡市安全安心まちづくり課課長で、ほづ竹林整備協議会の田中秀門さんによると、放置竹林の竹で作った炭の活用方法として、畑に埋めて土中に炭素を固定する農法(クールベジタブル)で育てた野菜が一部のスーパーマーケットで販売されており、消費者にも徐々に知られるようになってきているという。作業のあと、地元の農事組合法人かわい事務所で、田中さんと柴田さんが講師を務め、「カーボンマイナスプロジェクト」や「クールベジタブル」に関する講演をした。


写真=約60人で協力し、放置竹林を伐採し、炭を作っていった

    

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