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両丹日日新聞2013年12月 9日のニュース

福知山花火大会事故:被害者の会が実行委に説明会など要望

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 観客3人が死亡、54人が重軽傷を負った今夏の福知山花火大会事故を受けて結成された「事故被害者の会」(盛本英靖会長)は8日、実行委員会事務局を置く福知山市広小路通りの福知山商工会議所を訪れ、大会計画の内容や被害者の心のケアなどについて説明を求める要望書を提出した。公開の場での説明会を年内に開いて回答するように付け加えている。

 盛本会長ら3人が福知山商議所を訪れ、実行委の谷村紘一会長に要望書を手渡し、約1時間にわたって質問内容や要望事項を説明した。その後、昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館で記者会見を開き、会の現状や要望書提出の経緯、要望内容について説明した。

 盛本会長は、会を結成後1カ月余となる現在、「当事者会員」が11家族で被害者本人21人、その家族3人、活動を支援する「市民会員」が14人、財政的な支援をする「賛助会員」が9人(支援金計24万円)に増えていることを報告。要望書は、電話連絡などで意見を出し合い、会の総意としてまとめたという。

 要望書では、事故から4カ月が過ぎようとしているが、これまでに花火大会主催者から、医療費の支払いについての対応があっただけで、事故の責任や補償などについての対応が一切ないとしている。

 そのうえで、大会開催についての会議や打ち合わせの議事録などの写しの開示▽実行委が加入する花火事故損害賠償保険の内容が分かる資料の提出▽後遺症も含めた被害者の心のケアについての見解▽賠償問題が解決するまでの被害者やその家族の生活費についての考え▽屋台と観客区域の距離の設定は、十分でなかったのではないか−など多数の要望や質問を記している。

 盛本会長は今の心境について「被害者は身体的、経済的、精神的にも大きな痛手を受けており、会として集まることは一度もできていない。いまだに正式な事故報告すらされておらず、極めて遺憾だ。何より体や生活を元に戻してほしいが、時計の針は戻らない。まだ初めの一歩を踏み出した段階。真摯な誠意ある対応を求め、闘っていきたい」と唇をかんだ。

 谷村会長は提出された要望書について、「弁護士を含めて関係者で協議し、2週間以内に回答したい」と話している。

 被害者の会では、引き続き会員の募集や運営資金を確保するための口座振り込みでの協力を求めている。口座は、ゆうちょ銀行の普通預金、記号14470 口座番号1312491、口座名義・福知山花火大会事故被害者の会。問い合わせは事務所、電話0773(24)5881へ。


写真=要望書を手に福知山商議所に向かう盛本会長ら

    

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