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両丹日日新聞2013年11月25日のニュース

台風の教訓生かし洪水時の避難路を整備 私市の住民ら

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 河川が氾濫した際の避難道を確保しようと、福知山市私市の堺地区の人らが24日、整備作業に汗を流した。集落から山道を通って広域避難所に指定されている地元の佐賀小学校まで行けるよう、ルートを整えた。

 堺地区は、由良川やこれに流れ込む相長川に沿う26戸の集落。由良川が氾濫すると、相長川も増水して集落の方へ水が押し寄せ、川に沿って走る府道舞鶴綾部福知山線や市道私市大江線も浸水し通行できなくなる。

 9年前の04年に襲来した台風23号による洪水時には、地区内が浸水し避難路がなくなったため、これを教訓に05年、山側の比較的高い位置の山道を通って避難できる延長710メートルにわたる道路を整備した。

 今年9月の台風18号の洪水時には集落へ水が押し寄せ、15戸が床上浸水、1戸が床下浸水となった。15日午後10時ごろに川が氾濫し始め、その後住民らは、暗い中を以前整備した避難路を通って佐賀小を目指した。しかし、整備していた経路は最後に市道私市大江線と合流しており、市道はすでに深さ30センチほど浸水して通れなくなっていて、家へ引き返したり、公民館に避難するしかなかった。

 このため、地区では従来の避難路を山側に約270メートル延長させ、佐賀小まで直接行ける避難経路を確保することにした。

 整備作業には17人が参加し、山道に生えた竹や雑木をチェーンソーや鎌などで伐採し、幅約3メートルの道を確保した。堺農区長の大槻哲夫さんは「川が増水すると集落が孤立する心配があるため、安全な避難道路の確保が必要でした。これで最短のルートで安心して避難できるようになりました」と話していた。


写真=避難道路の確保に汗を流す堺地区の人たち

    

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