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両丹日日新聞2013年11月21日のニュース

台風18号災禍:自分の身は自分で守る

備蓄倉庫
 大きな災害は、水害以外に地震、放射能、大火災、テロなどいろいろある。発生した場合、市民はどのように自分の身を守ればいいのか。そのための知識も必要だ。

 水害の場合、市に設置された警戒本部(災害対策本部)から、防災無線を通じて旧3町は各戸に設置された受信機、旧福知山市内は地域の防災スピーカーから情報を伝達。地震や津波、テロなどの場合は、全国瞬時警報システム(ジェイアラート)の情報を受けて、防災無線などで市民に瞬時に知らせ、市民はどう行動して身を守るかを選択する。自宅にいた方が安全な場合もあれば、避難した方がいい場合もある。どこがどんな被害に遭っているかをすぐには把握しにくい中での、個人ごとの判断となる。

 福知山市内の避難先としては、小学校区単位で1カ所以上ある広域避難所が50カ所と、府などの施設を利用した避難所が7カ所。自治会の公会堂など地区避難所も332カ所ある。自治会が開設を判断するが、中には、大雨の時に避難所自体が危いところがある。地震の時には損壊する可能性もある。

 避難した場合、まず必要なのが食料や毛布などの身の回り品。市は広域避難所や市役所横の備蓄倉庫、市防災センターにこうした品を保管している。

 主なものでは、熱湯や冷水を注入することで食べられる状態になるアルファ米が全体で2700食、飲料水(500ミリリットル)4千本、毛布6300枚、缶詰(サンマ、肉、イカ)2500個など。タオル、懐中電灯、文具、洗面セット、ブルーシート、リヤカーもある。

 しかし、市民全部にいきわたる量ではない。避難所へ行ったとしても、救援物資が十分にあるとは限らない。

 市危機管理室は、全市民が避難するケースは考えにくいが、さらに備蓄品を充実させる必要があるとしている。一方で、避難する際には食料は3日分を目安に、できるだけ持って避難するよう呼びかけている。

 災害発生時に重要なのは「自分の身は自分で守る」こと。地区内に自分で身を守るのが難しい人がいる場合は、事前に自治会などで把握し、いざという時に助け合うことも大切な点だ。

 もはや「想定外」のことはいつ起きるか分からない。常に持ち出し品をまとめて準備しておくことや、幅広く情報収集できる手段を用意することなど、災害への備えを忘れてはならない。防災と同様、「減災」への対応も大切だ。


写真=備蓄倉庫には災害時に備えて、アルファ米や毛布、飲料水などが保管されている(写真は市防災センター)

    

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