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両丹日日新聞2013年11月11日のニュース

いじめのトラウマをボクシングで克服 元WBC世界王者・内藤大助さん講演

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 中学時代に受けたいじめのトラウマを克服し、ボクシングでトップに登り詰めた元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助さんによる「いじめ防止講演会」が8日、市民会館で開かれた。600人を超える市民が駆けつけ、会場の4階ホールのほか、3階に設けたモニタールームも満席に。優しい口調で語られる赤裸々な話に、来場者らは熱心に耳を傾けた。市教委など主催。

 内藤さんは、現役時代の入場曲「ロマンティックが止まらない」が流れるなか、サプライズで客席の間を通って入場。大きな拍手に迎えられ、トークショー形式で講演会が始まった。

 中学時代に体験したいじめについて、内藤さんは「中学2年のクラス替えで、いじめっこと同じクラスになったことが始まり。ボンビーというあだ名を付けられ、どんどんエスカレートしていった」という。

■運命変えた1冊の本■

 社会人になってからも、「地元に帰ったらまた同じことをされる」という思いが、頭から離れなかった。しかし、20歳のときに出会った1冊の本が、運命を変えた。

 それは格闘技の雑誌。「強くなっていじめのトラウマを乗り越えたい」と決意し、ボクシングジムに通うようになった。

 「ジムに行けば仲間がいて、だんだん自分が強くなっていくのが分かる。いつの間にか、いじめられていたことを忘れて、ボクシングに夢中になっていたねえ」。その後、内藤さんは努力を重ねて全日本フライ級新人王を獲得した。

 地元での祝賀会でのエピソードも紹介しつつ、02年にWBC世界フライ級王者に挑み、日本人世界戦最短の1R34秒KO負けし、「日本の恥」とたたかれたこと。それでも諦めず、3度目の挑戦で王者に輝いたエピソードなども語った。

 この講演会は、06年度から進める市の「いじめ根絶対策事業」の一環。今年度は、11月を「いじめ防止月間」と定めていることから、新規の取り組みとして実施した。


写真=いじめのトラウマを克服した話を語る内藤さん

    

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