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両丹日日新聞2013年11月 6日のニュース

台風で浸水したソバ畑に再び花 下荒河で農地を守る会

一面に咲いたソバの花 台風18号豪雨で浸水した福知山市下荒河で、ソバの花が満開となっている。ソバ畑は地元の人らでつくる「下荒河農地を守る会」が耕作放棄地を開墾して栽培しているもので、台風水害で一度は全滅したが、水が引いたあと、再び種をまいたところ、畑一面に花が咲いた。会の代表、芦田平さん(67)=下荒河=は「水害のあと、育つものか心配していたが、きれいな花をつけてくれ、本当によかった」と喜んでいる。

 ソバ畑は由良川と支流の弘法川に挟まれた場所にあり、もとは桑畑だった。その後ほ場整備されたが、多くの畑が約20年間、耕作放棄地になっていた。

 芦田さんは耕作放棄地の近くに畑を持っていて、4年ほど前からヒマワリを植えていたが、さらに有効活用をと、自身の畑も含めて昨年ソバ栽培を始め、会を結成した。今年は約1・5ヘクタールで栽培することにして、8月16日に会の役員や住民らが協力して種をまき、花が咲き始めていたところへ、台風18号の影響で9月15日から16日にかけて弘法川の水が約1・8メートルの高さまで浸水。すべて駄目になった。

 今年の栽培はこれで終わりと諦めていた芦田さんは、知人から夜久野町ではこれから種を植えるところがあるという話を聞き、栽培を再開することを決意。9月23日に耕し、25日に再び種をまいた。その後順調に育ち、10月15日ごろに開花。12月には実を収穫し、夜久野町の農業振興団体に購入してもらうほか、地元でのそば打ちイベントにも使いたいと考えている。

 芦田さんは「ソバは昨年に比べて丈が短く、実の収穫量も少なくなると思いますが、復活できてうれしい。今年は自然の恐ろしさとともに、自然の力強さを感じました。来年も栽培を続けたい」と話している。


写真=水につかったあとの畑で一面に咲いたソバの花を見つめる芦田さん

    

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