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両丹日日新聞2013年11月 6日のニュース

南限の由良川へサケ戻る 14匹を今秋初捕獲

回帰したサケを捕獲
 由良川でサケの遡上が始まった。10月末、支流の牧川に採捕網を仕掛け、4日に今秋初めて14匹を捕獲した。台風18号による大水の影響が心配されたが、大きく育ったサケは元気に古里の川に戻ってきた。

 由良川はサケが産卵のために回帰する日本海側で最南端の川とされる。京都府が続けていたサケの人工ふ化や放流は07年に中止となり、翌年から有志で組織する由良川サケ環境保全実行委員会が代わって取り組んでいる。

 サケの飼育や放流を通じて、環境保全の意識を持つとともに郷土愛を育んでほしいとの狙いがある。採捕網の設置は、実行委から「さけのふるさと由良川を守る採捕者の会」(桐村美智男会長)が委託を受けており、今秋も波江の牧川左岸天津橋上流に延長約40メートルの網を仕掛けた。

 初捕獲では、桐村会長と、採卵、人工授精を受け持つ牧川養殖漁業生産組合の衣川務組合長が川に入り、サケを1匹ずつたも網ですくい上げ、トラックに積んだ生け簀に移して組合施設に運んだ。大きなサケはオホーツク海付近まで泳ぎ、4、5年後に戻ってきているといい、初捕獲した14匹の中には、体長が約75センチに及ぶものもいた。

 11月末まで採捕を続け、約3万粒の採卵を見込む。新潟県から購入する移入卵を合わせて約5万粒を、希望する学校、家庭、団体などにも分け、ふ化、飼育して、来年3月に稚魚を由良川に放流する予定。


写真=大きく成長して回帰したサケを捕獲する衣川組合長

    

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