WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2013年10月23日のニュース

タイの農村部などで老眼鏡配布 小売14社が現地へ出向き

フレームを1本ずつ仕上げる牧野さん
 タイに老眼鏡を贈る活動を続けている日本のNPOが、26日から現地で今年の配布活動にあたる。初期のころから参加しているマキノ眼鏡店社長、牧野公一さんは渡航を前に、現地の人たちの笑顔を思い浮かべながら、「一本でも多く」と、プレゼントする眼鏡の仕上げに励んでいる。

 寄贈活動に取り組んでいるのは、眼鏡の勉強会に参加する事業所で組織したNPO法人JTO−VG(日本タイ王国眼鏡ボランティアグループ)。14回目となる今年は、全国の小売店14社から18人が参加する。

■マキノ眼鏡店は200本目標に■

 各社が、利用客に使わなくなった眼鏡フレームの提供を呼びかけ、集まったフレームから使える部品を選びだしてリサイクルしている。マキノ眼鏡店でも福知山、綾部の4店舗で年間を通じてフレームの提供を呼びかけて再生。今年は200本の確保を目標にしている。フレームとは別に、レンズは同社が新品を購入して持参する。

 牧野さんは毎年のように参加してきたが、一昨年は大規模水害でタイ全土が混乱したため中止になり、昨年は外せない研修の日程と重なったことから参加できず2年空いてしまったが、「ここで途切れさせてはいけない」と、3年ぶりの訪問をすることにした。

 今年の日程は初日にまずタイ中部、ペッチャブリー県の農村地帯へ出向く。寺院を会場にし、老眼鏡を求めて来た人たちの視力検査をして度数を調べ、好みのフレームを選んでもらって一人ひとりの顔に合うよう加工してプレゼントする。

 2日目は首都バンコク市内の協力寺院で、同じように作業。2日間で計2千本を配布する。通訳ボランティアたちの協力を得ながらの作業で、手分けして対応するものの、一日中ほぼ休み無しになり、「終わるころにはクタクタです」と牧野さん。それでも「特に農村部はまだ貧しく、老眼鏡は貴重品で手に入りにくい。眼鏡をかけてあげた時の笑顔はなんとも言えず、疲れも吹き飛びます」と話す。

■使わなくなったフレームの提供を■

 このほか最終28日はタイの赤十字社を訪問して、眼鏡加工の訓練用にフレームの寄贈をする予定。牧野さんは「たくさんのフレームが必要ですし、来年以降も活動を続けていくため、引き続き使わなくなったフレームをご提供下さい」と協力を求めている。


写真=タイで配布する老眼鏡のフレームを1本ずつ仕上げる牧野さん

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ