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両丹日日新聞2013年10月18日のニュース

児童に福知山の星空をと小中学校の先生がプラネタリウムの番組作り

1018puraneta.jpg 福知山市学校教育振興会の小、中学校理科教育研究部の教師たちが、三段池公園内にある市児童科学館内のプラネタリウムを授業に生かそうと、学習投映プログラム番組「太陽・月・星」を1年がかかりで完成させた。9月から2カ月間で日程を組み、市内の全24小学校の4年生が観賞に訪れている。福知山を舞台にしたシナリオで、映像や動画、ナレーションを通じて星空が分かりやすく紹介されており、好評を得ている。

 02年度に学習指導要領の改訂で、星空についての学習が6年生から4年生に移行した際、研究部は独自の学習投映プログラム番組を作成し、児童の星空学習に活用してきた。

 一昨年にはプラネタリウムに最新型の機器が導入され、今までの静止画中心のスライド投映式から、水平線近くに景色を映し出すなど全天周のドーム映像が楽しめるようになった。このため、児童の創造力をかき立てる最新版に作り直すことにした。

 取り組みは昨年7月から始め、児童科学館の閉館後、10回程度集まり、それぞれ約2時間かけて作業を進めた。小学校研究部の塩見昭部長ら小学校教諭だけでなく、中学校研究部の芦田晃樹部長ら中学校理科教諭も加わり、連携を取って知恵を出し合い、児童が星空に親しめる内容にしようと奮闘した。

 今までのシナリオを練り直し、星に詳しい小谷昭館長のアドバイスも受けながら、25分間の番組にまとめた。

 西本町のNTTタワー上から望む市内の360度の景色が映り、番組がスタートする。太陽が昇り、沈む様子や月の満ち欠け、はくちょう座、こと座などの星座の天体での位置、夏の大三角形、冬の大三角形、北極星の見つけ方、NASAから借りた半世紀前のアポロ11号月面着陸の動画などを紹介。観賞した日の夜に見える福知山の満天の星空を映し出して締めくくっている。ナレーションは教諭2人が何度も練習を重ねて吹き込んだ。

 17日には上豊富、天津、夜久野3小学校の4年生53人が見学。小谷館長への質疑応答への時間も設け、四季の星空への質問を投げかけていた。児童らは「1学期に学校で習ったことを復習できた。実際の星空のようで、星座の場所がとてもよくわかった」と話していた。

 小学校研究部顧問の衣川敏郎・下六人部小学校長は「天文の指導は机上では難しい面が多いが、実際の星空を再現するプラネタリウムを使うと効果的です。小中連携を取ってのプログラム作りを通して理科教諭の指導力を高めるよい機会になったと思う」と話していた。


写真=見学に訪れた上豊富、天津、夜久野3小学校の児童

    

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