WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2013年10月11日のニュース

花火大会屋台事故:被害者家族が会見 会の設立に向け動き

1011hanabi.jpg
 観客3人が死亡、54人が重軽傷を負った今夏の「福知山花火大会屋台爆発炎上事故」を受け、被害者の家族2人が10日、福知山市役所で記者会見に臨み、先の見えない生活が続く中、心や体のケアについて他の被害者や家族と情報共有したいとの思いを語った。19日に市内で開かれる明石花火事故講演会後、他の参加者と「被害者の会」設立に向けて話し合いをする予定。

 会見したのは自営業の塩見幸和さん(67)と無職の男性(70)=ともに綾部市在住=。塩見さんは長男夫婦と孫の女児(11)が大やけどを負い、それぞれ約1カ月半入院、治療を受け、退院後も通院を続けている。
 
 もう一人の男性は、次男の妻と孫の中学1年生男児(12)が被害に遭った。孫は全身大やけどで病院の集中治療室に収容され、4度にわたって皮膚移植や感染症を防ぐ手術を受けた。「見るに耐えない」状態だったが、約1カ月半後に一般病棟に移った。よく眠れない状態で、毎日、患部を洗浄されるたびに「痛い痛い」と泣いているという。
 
 会見した2人は「人生を大きく狂わされた」「家族を元の体に戻してほしい」と語気を強め、「花火大会実行委員会が誠実な対応をしていない」と憤りを感じているとともに「他の被害者とも連絡が取れず、やりきれない気持ちをどこにぶつけ、今後どうやっていけばいいのか分からない」と不安も抱えていることなどを話した。
 
 「被害者がバラバラでいるより、できるだけ連携するべきだ」と考えており、講演会後、被害者の会設立への思いを参加者に伝える。「設立されれば、情報を共有するだけでなく、共同での補償交渉を考える必要も出てくるだろう」と考えている。
 
■19日に講演会■
 
 講演会は、福知山市の市民団体「どうする福知山実行委員会」(荒川浩司会長)が主催し、19日午後2時から、市民会館ホールで開かれる。
 
 明石歩道橋事故犠牲者の会長で、保険代理店を経営する下村誠治さんから、被害者のネットワーク作りや補償交渉などについて話を聴く。聴講料は500円。事前の申し込みや問い合わせは実行委事務局=電話(24)5881=へ。
 
 荒川代表は「綾部市の2人の賛同を得て実現できた講演会。被害者支援のボランティアをできる人も、ぜひ来場を」と呼びかけている。
 
 
写真=他の被害者や家族と情報共有したいと話す塩見さん

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ