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両丹日日新聞2013年10月 2日のニュース

住民が気軽に集える場に 夜久野で主婦らが食事提供の「ななっこ」開店

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 福知山市夜久野町の山あいの畑(はた)地域に1日、地域住民らの交流施設「ななっこ」がオープンした。気軽に立ち寄って歓談しながら軽食類を味わえる場で、片山恵美子さんら地元の主婦5人で組織するグループ「七つの里」が運営する。過疎、高齢化の波が押し寄せるなか、地元に商店がなく、買い物弱者が増えており、弁当の配食や買い物代行サービスも考えていく。

 畑地域は現在約110世帯で、1世帯当たりの人口は2人ほど。高齢者比率は50%を上回る。7つの自治会で、12年度から府の「共に育む命の里事業」の支援を受け、地域再生に向けた取り組みをしている。事業推進組織「七つの里づくり協議会」(上山昭雄会長)で、「自治会単位でなく、地域で住民が気軽に集える場がいる」との意見が多く出され、交流施設の設置を決めた。
 
 施設は、地域の玄関口にあたる桑村の三差路にある。畑交流センターの空きスペース約50平方メートルに厨房を設けるなど改装し、4人掛けのテーブル席5つを置き、20人が座れるようにした。
 
 販売している料理のメニューは、日替わり定食や焼きそば、焼きめし、コーヒー、うどんなどで、今後利用客の要望を取り入れて充実させるという。
 
 初日の1日は開店とともに満席となり、全員がボランティアというメンバーたちはフル回転で調理や接客をし、店内は活気に包まれた。
 
 普段は畑地域の会合で利用されている交流センター内の和室には、地元住民が出品した絵画や造花、写真などが展示され、来店客が見入っていた。
 
 友だち同士3人で訪れた今里の主婦、中島玉枝さん(68)は「以前からこういう場所が欲しいと思っていました。料理もおいしく、ゆっくりできます。何度も来たい」と会話を弾ませていた。

■将来は配食、買い物代行も■

 民生児童委員もしている代表の片山さんは「地域の現状をみていると、配食、買い物代行、高齢者サロンの開催と、やりたいことはいっぱいありますが、人手もいります。ゼロからのスタートで、まずは飲食を中心とした施設として運営し、軌道に乗せたい。地域の人たちが集い、心のよりどころとなる場所にしたい」と意欲をみせている。
 
 営業は火、木、土曜日の午前10時から午後5時まで。
 
 
写真=畑交流センターを利用して開店した「ななっこ」

    

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