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両丹日日新聞2013年9月28日のニュース

子育て支援のファミサポ事業5年目 依頼増え対応追い付かず

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 福知山市社会福祉協議会が市から受託して取り組む「市子育てファミリー・サポート・センター事業」が、活動5年を迎えて、課題に直面している。子どもを預けたい依頼者は増えてきているが、対応が追い付かず、預かる側とのマッチングができないケースが出ている。

 子育て中の「頼会員」が仕事や用事で子どもの世話ができないときに、「協力会員」が自宅で預かる子育て応援事業。宿泊は伴わず、協力会員の活動は有償で、センターが仲介する。7月末の登録者数は、依頼会員が5年前から6倍弱の176人に増えたのに対して、協力会員は1・5倍の109人にとどまっている。
 
 年間の活動実績を、通年になった09年度と直近の12年度とで比べると、依頼者実数は2倍強の59人なのに対して、預かりをした協力会員の実数はほぼ横ばいの38人。依頼の延べ件数が3・5倍の年516件になっていることからも、特定の協力会員が集中的に対応していることがわかる。
 
 協力会員の活動に偏りが出るのには、いくつかの理由がある。まず居住地域の問題。協力会員の自宅で子どもを預かる規則上、依頼会員の近くや都合の良い地域に協力会員がいるとマッチングしやすい。しかし、依頼がない地域では、協力会員が待つだけの状態が続く。
 
 更に、協力会員もそれぞれの日常生活があり、いざマッチングしようとしても時間的に合わないことがある。協力会員の登録数は一定伸びてはいるが、「いつでも預かれる」という人は多くない。
 
 マッチングできない時は、内記二丁目の市総合福祉会館まで子どもを依頼会員に送ってもらい、都合がつく協力会員が駆け付けて短時間の預かりで対応しているが、それにも限界がある。
 
 保育施設終了後の迎えと預かり、保護者の仕事による預かり依頼が多く、ほかにも、兄弟姉妹の療育の付き添いや、台風18号被災など突発の依頼も入る。
 
 「福知山に転勤して来たけれど、知り合いがなかったので、助かった」と依頼会員。「子どもと一緒にいると、こっちが癒やされた」と協力会員。地域で互いに助け合う子育て支援の仕組みとして、事業の意義は大きいだけに、サポートセンターでは「協力していただける方を増やして、マッチングしやすい環境を作っていきたい」としている。


写真=協力会員が依頼会員の子どもを一時預かりして子育てを応援

    

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