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両丹日日新聞2013年9月14日のニュース

花火大会屋台事故:あす1カ月 依然23人入院、補償協議進展せず

1カ月後の事故現場 60人の死傷者を出す大惨事となった福知山市の福知山花火大会屋台爆発炎上事故から、あす15日で1カ月になる。全身やけどを負った人が多く、3人が亡くなり、依然として23人が入院している。今も現場では、亡くなった人の冥福を祈り、献花に訪れる人の姿がみられ、供え物が絶えることがない。花火大会実行委員会では、加入する花火大会損害賠償保険を使って被害者の補償をするため保険会社と交渉中だが、火元となった屋台店主が入院中で、京都府警による捜査は進んでいないため、なかなか進展しない。

 事故は、福知山が一年で一番にぎわうお盆の15日に起きた。花火大会が始まる午後7時30分の直前、河川敷に並ぶ約170店の屋台のうち、ベビーカステラを販売する屋台が突然、爆発して炎上した。
 
 大惨事になったのは男性店主(38)=大阪市=がガソリンの携行缶の内圧を下げずに自家発電機に給油しようとしたため、ガソリンが缶から霧状になって一面に飛散したのが原因だった。その直後、屋台の鉄板の炎に引火して爆発が起きたとみられている。
 
 観客の多くがガソリンを浴びて大やけどを負った。店主もやけどを負って入院中のため、捜査ははかどっておらず、府警では、回復を待って業務上過失致死傷容疑で調べることにしている。
 
 主管する福知山商工会議所によると、現在把握している死傷者は60人。内訳は死者3人、入院が23人、通院など34人。入院している人は当初より10人減った。福知山商議所、市などで組織する実行委員会(会長・谷村紘一商議所会頭)では8月23日、見舞金として死者、入院者に5万円、通院者に3万円を支払うことを決めて、商議所、市職員が手分けをして病院や自宅を訪ねて渡した。
 
 遠方や連絡がつかない人を除いてほぼ回り終えたが、「見舞金を他の被害者に渡してほしい」と受け取りを辞退する人もいたという。
 
 医療費などの補償については、相当な金額に上ることが予想される。露天商グループが加入する損害賠償保険(上限1千万円)では対応仕切れず、実行委が加入する損害賠償保険(1事故の補償額は上限10億円、被害者1人あたり最大5千万円)を利用する方向で保険会社と協議しているが、まだ過失割合も分からず、結論が出るまでには時間がかかりそうだ。


写真=大雨による増水を経た後もなお事故の痕跡が残る河川敷

    

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