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両丹日日新聞2013年9月13日のニュース

花火大会屋台事故:目撃児童らの心に傷 教員がケア研修

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 60人の死傷者を出した今夏の福知山花火大会屋台爆発炎上事故。心に傷を受けた児童、生徒たちがいることから、福知山市教育委員会は12日、市内の教職員らを対象に緊急支援研修会を開いた。事故を見聞きして心が不安定になっている児童、生徒らへの適切な支援方法を指導した。

 市教委によると、花火大会後、事故を目撃したり、会場に居合わせて異様な雰囲気に接した子どもたちの心が不安定になっているなどという学校への相談が、保護者から30件寄せられている。繰り返し放送されたテレビニュースを見て不安定になった子もいた。ほとんどの子どもが落ち着きを取り戻しつつあるが、先生らに心のケアのスキルアップを図ってもらおうと緊急研修会を計画した。
 
 市立幼稚園、小中学校の養護教諭ら45人が出席。講師に迎えた市教委教育相談室カウンセラーで、府臨床心理士会被害者支援担当理事の朝比奈恭子さんから、事故など緊急事態が起きた際の正しい対応の知識を身につけた。
 
 朝比奈さんはまず、戦争や子どもの虐待、交通事故、やけどなどで「トラウマ」(心的外傷)が起きることを説明。子どもがトラウマ体験後に示す反応はさまざまで、例として目や皮膚のかゆみ、睡眠障害、過度の罪悪感や無力感などを挙げた。
 
 ASD(急性ストレス障害)は、症状が続くのが1カ月未満で、ストレスとなる環境から逃れることができれば約3日後には落ち着くが、PTSD(外傷後ストレス障害)は症状が1カ月以上続くことを紹介。「ASDからPTSDに移行しないように、早期に介入して対処をすることが大切」と伝えた。
 
 対処法としては、安心感を保障するために具体的な提案をすること、相談窓口の紹介、簡単なリラックス法の提案などを挙げた。
 
 
写真=事故を受けて心を痛めている児童、生徒らへの対処方法を説明する朝比奈さん

    

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