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両丹日日新聞2013年8月16日のニュース

福知山花火大会屋台爆発 負傷の子、悲壮な声

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 屋台が爆発し、多くの負傷者が出た福知山花火大会。会場近く、広小路通りにある「黒庄薬局」の吉田庄一さん(62)・理真子さん(59)夫婦=長町=は、店前にいた負傷者の体を水などで冷やす処置をした。

 庄一さんが午後7時25分ごろ店前に出たところ「ボン、ボン」という音がして、そのあと煙が上がったのを確認した。店前には負傷者が十数人いたらしく、そのうちやけどをした子ども3人に、冷たい井戸水をかけたり、氷で体を冷やしたりした。
 
 子どもたちからは「ぼく死ぬの」などと言う悲壮な声を聞いたという。庄一さんは「長年花火を見てきたが、こんなことは初めて。2度と起きてほしくない」と話していた。
 
 吉田さん夫婦のほかにも、近所の人たちが氷や冷水で負傷者の体を冷やす処置をとった。

■「何でこんな…」 観客騒然■

 花火大会を待つ人たちが大勢集まっていた音無瀬橋上の左岸側では、大きな爆発音とともに黒い煙が巻き上がり、何かが焦げる臭いがたちこめて、辺りは騒然となった。
 
 初めは「今の音、花火?」という声もあったが、土手の下から駆け上がってきた人が「屋台が燃えている!」と叫ぶと、家族や友だちらと訪れていた人たちの表情が一瞬で曇った。
 
 数分後、二度目の爆発音が聞こえると、さらに不安が広がり、泣き出す子どもたちも。現場近くの屋台に買いに行った子どもが慌てて戻ってくると、「良かった」と抱き合う親子の姿もあった。中には、写真や動画で燃える現場を撮影する人もいた。
 
 事故発生直後を橋の上から目撃した人によると、4、5人が火だるまになり、懸命に火を消そうとする人もいた。火だるまになっている子どもの姿もあったようだったという。
 
 花火大会中止のアナウンスがあった後は、誘導に従い、少しずつ現場付近から人が立ち去った。
 
 歩道や土手付近には、靴がいくつも散らばっていた。道行く人たちは「何でこんなことに…」と事故の悲惨さを嘆いていた。
 
 
写真=洗面器にいれた井戸水を負傷者の体にかけて冷やした当時の様子を再現する吉田庄一さん。背後の由良川堤防には多くの人が集まり、警察などによる実況見分を見守った
 

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