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両丹日日新聞2013年8月 9日のニュース

強盗取り押さえた主砲 福知山成美坂本選手

福知山成美坂本選手
 3年生の一塁手、坂本義仁選手は、チーム一の「もっている男」と言われる。昨年9月に事後強盗の犯人逮捕で福知山警察署長から表彰されたことに始まり、今年の京都大会直前に、応援団長から一気にスタメン入り、しかも4番を任されるようになった。

 昨年7月のある夜、部員数人で福知山市内の大型スーパーへ買い出しに出かけた時、万引きの男が警備員を押し倒して逃げようとする現場に遭遇した。
 
 2年生だった坂本選手は、先輩部員と協力して男を取り押さえた。感謝状贈呈式で坂本選手は「野球でも活躍できるよう頑張り、レギュラーをつかみたい」と意欲を見せていた。
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 しかし、現実は厳しく、今春までは応援団長。それでも諦めず、コンパクトなスイングを心掛けてフォーム修正などの努力を重ねた。
 
 そしてチャンスがきた。5月末のベンチ外メンバーで臨んだ試合で、ホームランを打ち、田所孝二監督から「もう一本打ったら4番に」といわれた。結果は連続本塁打。京都大会直前での主砲抜擢劇だった。
 
 京都大会では22打数5安打と、決して打率はよくなかったが、得点圏に走者がいる時は強く、チーム一の7打点を上げた。
 
 場にのまれることがあり、準決勝の京都翔英戦では試合終了になるはずのファールフライを落球してしまった。「(2死二、三塁のピンチで)これで勝ちだと思ったら、頭が真っ白になってしまって…」。マウンドに集まるナインのところにはとても行けなかったが、太田幸樹主将に背中を押されて輪の中へ。誰も責めず明るく迎えてくれ、再開後に仲村渠康太投手が打者を抑え、事なきを得た。
 
 万引き犯逮捕の感謝状を手にした時は「スタメン4番とかは、思いもしなかった」と振り返る。でもずっとベンチ外だったから、試合に出られない多くの部員の気持ちが痛いほど分かる。スタメンの責任の重さも分かる。だからこそ「甲子園で打ちたい」と闘志を燃やす。
 
 
写真上=スイングの確認をする坂本選手
写真下=昨年9月、福知山署長から感謝状を受ける坂本選手(中央)
 
【関連ニュース】
 ・成美高野球部員2人に犯人逮捕貢献で福知山警察署が感謝状

    

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