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両丹日日新聞2013年8月 6日のニュース

ヤギ6頭が長田野工業団地で入社式 除草係に任命

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 福知山市長田野工業団地のタツタ電線京都工場(久保孝司工場長)は5日、ヤギ6頭の入社式をした。広い敷地内の草を今までのように草刈り機で刈るのではなく、ヤギに食べてもらうことで、CO2(二酸化炭素)削減につなげるのが大きな狙い。6頭は環境部除草係に任命された。

■機械使わずCO2を抑制■

 京都工場は電磁波シールドフィルムなどを生産する。敷地面積は約13万5千平方メートルあり、そのうち約8万平方メートルが緑地。放置すると草が伸び放題となり、美観を損なうため、以前から除草を徹底してきた。
 
 一日2、3人で作業をしても、広範囲のため追いつかない状態。このため、木村政信社長からも「何か省エネにつながる良策はないものか」と指示があり、久保工場長と河重勉主査が、福知山市三和町大身で「やぎ村」を営み、ヤギのチーズで菓子を作っている高橋英昭さん(65)=同町菟原下一=に「除草のためにヤギを貸してほしい」と打診。高橋さんも以前から同じ思いがあったことから、快諾した。
 
 敷地内をブロックに区切って順次除草を進めることにし、最初の作業場所として南西部の約600平方メートルを設定。ヤギがエリア外へ行かないようにフェンスで囲み、日よけや雨よけになる小屋なども設けた。
 
 ヤギは高橋さんが飼う生後4−5カ月の「一太郎」「二太郎」など4頭と、高橋さんの友人の樋口信治さん(65)=同町岼=が育てている3歳の「ボス」など2頭。「やぎさんの入社式」と張り紙をした小屋があるブロックに5日昼前、放たれた。高さが1メートル近く伸びた草も多いが、さっそく“食務”に着手した。
 
 ヤギは社員が世話するほか、高橋さんと樋口さんも2、3日に一度訪れて体調管理をする。

■従業員たちを癒やす効果も■

 久保工場長は「ヤギによる除草は、草刈り機より安全で環境負荷が少ない。たくさん食べてもらい、順次ブロックを移動させていく計画です。人懐っこい性格なので、ペットとして従業員の心を癒やす効果も期待しています」と話していた。
 
 高橋さんは「ヤギがいい企業に“就職”できて幸せです」と目を細めていた。
 
 
写真=工場敷地内でさっそく草を食べるヤギ

    

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