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両丹日日新聞2013年6月 7日のニュース

世界の8千メートル峰完登・竹内洋岳さん記念講演 15日に豊岡で植村直己冒険賞

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 世界的な冒険家、故植村直己さんの精神を継承する第17回植村直己冒険賞の授賞式と記念講演会が、植村さんの古里・豊岡市日高町で15日午後1時30分から開かれる。

 植村さんは1941年、当時の城崎郡国府村で生まれ、70年5月に日本人で初めてエベレストの頂上に立った。8月には北米大陸最高峰のマッキンリーに単独登頂し、世界初の5大陸最高峰登頂者となった。
 
 その後も北極圏犬ゾリ単独行など過酷な挑戦を繰り返し、人びとに勇気を与えていたが、84年2月、マッキンリー冬期単独登頂に成功した後、下山中に消息を絶った。43歳だった。同年、王貞治さん、古賀政男さんに次ぎ国民栄誉賞が贈られた。
 
 94年には日高町伊府に植村直己冒険館がオープン。北極圏行で使ったソリ、エベレストで使った登山靴といった多くの装備品、記録映像を展示し、不撓不屈の精神を今に伝えている。
 
 また96年には、自然を相手に創造的な勇気ある行動をした人・団体を表彰する植村直己冒険賞が創設され、これまでに、左腕を失うハンディを乗り越えヨットで大西洋・太平洋単独横断をした米子昭男さん、人類の旅5万キロをたどるグレートジャーニーの冒険をした関野吉晴さん、エベレストに北稜(中国側)から登頂成功した野口健さんらを表彰してきた。
 
 第17回受賞者は世界の8千メートル峰全14座完登をした登山家の竹内洋岳さん(42)=東京都=が選ばれた。各国のクライマーと少人数の国際隊を組み、酸素ボンベやシェルパを使わない「アルパインスタイル」の速攻登山を展開している。昨年5月にヒマラヤ山脈ダウラギリ1峰(8167メートル)へ登頂、日本人として初めて世界に14座ある8千メートル級峰に全て登りきった。
 
 授賞式・記念講演会の会場は日高町祢市の日高文化体育館。竹内さんが「挑戦し続ける想い」と題して話す。入場無料。問い合わせは電話0796(44)1515の冒険館。
 
 
写真=植村さんの母校明治大学での受賞会見で「登山は想像するところから始まる」と話す竹内さん(植村直己冒険館提供)

    

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