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両丹日日新聞2013年6月 4日のニュース

同級生と60年ぶり再会も 峠を越えて福知山と綾部の集落が交流

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 かつて、峠を越えて交流が活発だった福知山市報恩寺と綾部市鍛冶屋町の人らが親交を深める交流会が2日、報恩寺で開かれた。両地区を結ぶ三坂峠(全長約2キロ)を越えてやってきた鍛冶屋地区の人をもてなし、今後も交流を深める機運が高まった。

 主催したのは報恩寺の地域活性化グループ・笹の雫の会(平石幸一会長)。三坂峠は、かつて大勢の人たちが往来し、両地区の交流は盛んで、縁談も多くあった。しかし、自動車の普及などにより、峠はほとんど使われなくなっていた。
 
 今冬、峠を地域の盛り上げに利用できないかとの意見があり、笹の雫の会が山道を整備。3月に峠巡りを催したところ、参加者から「懐かしい」と好評で、その後も予想以上の反響があった。
 
 そんな中、鍛冶屋町の植田昴自治会長から「かつての交流を取り戻そう」との話が持ち込まれ、交流会をすることになった。
 
 鍛冶屋町側からは約40人が参加。報恩寺側から代表の6人が頂上で出迎えた。その中には、鍛冶屋町から報恩寺に嫁いだ女性がいて、小学校時代の同級生と60年ぶりに再会する一幕もあり、感動と笑顔が広がった。
 
 このあと三坂峠で無念の最期を遂げたとされる庵我城主、塩見筑後守利勝の奥方の墓に線香と花を手向けてから、報恩寺地区に向かった。
 
 公民館前での交流会では、待ち構えていた住民が、はったい飴や茶を振る舞った。また平石会長が準備した杖も、記念になればと希望者にプレゼントした。楽しい交流の時間はあっという間に過ぎて、次回の再会を誓って別れた。
 
 笹の雫の会の栗林拓爾さん(75)は「頂上では感動的な再会もあり、取り組んでよかった。これをきっかけに、昔のように交流の機会が多くなればうれしい」と話していた。

■16日に三坂峠と袋峠巡り■

 笹の雫の会では、16日に三坂峠・袋峠巡りを催す。無料。申し込み不要で、誰でも参加できる。希望者は直接、報恩寺側の三坂峠の登り口へ。
 
 午前8時30分に集合し、10分後に出発。山頂で墓参りをしたあと、鍛冶屋町の御太刀池を通って、袋峠から報恩寺に戻る約2時間のコースを巡る。
 
 
写真=山頂で塩見筑後守利勝の奥方の墓に線香を手向ける両地区の住民たち

    

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