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両丹日日新聞2013年5月28日のニュース

負けない心被災地に学ぶ 夜久野学園が修学旅行で気仙沼訪れ

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 福知山市夜久野町高内、夜久野学園の9年生(中学3年生)24人が、市立小中学校で初めて、修学旅行で東日本大震災の被災地を訪れ、24日に全員元気に帰福した。実際に現状を見て、地元の人たちと触れ合う中で、さまざまなことを感じ取った。震災に負けず、助け合いながら生きる姿に感銘を受け、「自分たちも、何事にも精いっぱい頑張ろう」と心に刻んだ。

■地元の生徒らと島のごみ拾いも■

 行き先は、宮城県気仙沼市の島「大島」。9年生担任の大槻裕彦教諭が、震災時の山火事を食い止めようと、大島中学校の生徒が活躍した特集をテレビで見たのがきっかけで、検討を重ねて行き先を決定した。
 
 修学旅行は22日から2泊3日の日程で、大島に1泊した。滞在中は、民宿の従業員や大島ガイドサークル「潮彩」の村上まき子さんらから、大島では津波などで30人以上が亡くなったこと、そして震災からの教訓などの話を聴いた。
 
 23日には生徒たちが楽しみにしていた大島中学校との交流会があった。学校近くにある小田の浜で一緒にしたごみ拾いでは、津波で流れ着いたとみられる鉄柱を、両校の生徒が協力して撤去する場面も。これをきっかけに、お互いの距離がぐっと縮まった。
 
 弁当を一緒に食べたあと、お別れ会では復興支援ソング「花は咲く」をみんなで合唱。夜久野学園の小田垣咲良さんが「みなさんと友だちになれて、とっても楽しかった。これからも交流を続けていきましょうね」と伝えた。
 
 帰福したあと、片山和輝君は「当時の話を聞いて、震災の恐ろしさがよく分かった。またいつか、大島を訪れたいです」と話していた。

■「幸せの木」ケヤキを植樹■

 訪問の記念に、島民たちと一緒に福知山市の木に指定されているケヤキの植樹もした。友情と希望の思いを込めて「幸せの木」と名付け、フェリーのりば付近にみんなで苗木3本を植えた。
 
 また夜久野学園の中庭にも、遠く離れていても被災地とつながっていることを感じようと、3本のケヤキを植樹。「被災地に幸せをもたらしてくれますように」と願った。
 
 
写真=大島中学校の生徒たちと小田の浜のごみ拾いをした

    

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