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両丹日日新聞2013年5月16日のニュース

社会福祉法人が余剰・規格外野菜流通へ地産地消センター

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 ふるさとの農業を元気にしたいと、福知山市牧の社会福祉法人福知山シルバー(小谷洪一理事長)が、蛇ケ端で農産物を対象にした「福知山・地産池消センター」の開設に向けた準備を進めている。後継者不足などで疲弊する農家から、余剰、規格外で廃棄されて無駄になる農産物を集荷し、そのまま、あるいは加工を経て市場に流通させ、農家の収益アップにつなげる計画。

 農家の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増大など農業は厳しさを増している。同法人が調べた結果、市内の農家が栽培した農作物の約4割が規格外品として市場で扱われず、各地の朝市でも2、3割が売れ残って廃棄される状態という。
 
 このため、小谷理事長が「農家の方が丹精込めて育てた農産物を有効活用し、農家の収益増につなげたい」と、農産物の地産地消計画を3年前に発案。事業計画立案のノウハウを持つ、かしの木台の森本修さん(68)を総務課長として迎え、センター開設に向けて農家と意見交換をするなど、運営計画を詰めてきた。
 
 施設は4月末に完成し、集・出荷室、野菜類を加工するカット室、冷蔵庫、事務室などを配し、広さは約150平方メートルある。出荷農家、朝市グループなどが、それぞれ京都卸売市場の価格を参考に値付けをし、洗浄、殺菌、包装などを終えた状態で出荷する。
 
 当面は、スーパー、個人商店などに打診し、契約を結んで販売するが、将来的にはインターネット上に出荷や在庫状況を確認できるページを設け、個人も視野に入れての販売システムをつくる。配送方法などは検討している。
 
 カット野菜などに加工しての販売も予定している。同法人が経営する市内の5つの老人福祉施設の調理室も、5月から「ニコニコキッチン」としてセンターに移転しており、利用者約700人分の調理、配食サービスをしている弁当の食材にも利用する。
 
 詳しい運営方法は今後正式に決め、早ければ6月からセンターを稼働させる。低コストにするため、軌道に乗れば出荷農家による自主運営に切り替えたいという。
 
 
写真=蛇ケ端に完成した福知山・地産池消センター

    

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