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両丹日日新聞2013年4月25日のニュース

福知山市内でも3件の体罰 臨時校長会で市教委報告

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 福知山市教委は24日、市立小中学校臨時校長会議を開き、小中学生と教職員、保護者を対象に行われた「体罰についての緊急実態調査」の結果を公表した。これによると、平手で頭をたたくなどの行為が、小中学校2校で合計3件あり、該当する教職員3人に文書訓告、当時の校長2人に口頭訓告の指導措置をとった。

 この調査は、昨年末に大阪市立高校の生徒が体罰を苦に自殺した問題を受け、文部科学省から府教委教育長に体罰の調査依頼があり、市教委が2月に、昨年4月以降の分について調べた。
 
 調査結果を市教委がまとめ、3月下旬に府教委へ提出し、市内の小学校で1校1件、中学校では1校2件の体罰行為があったと判断された。府教委としては、教員を処分しない方針だという。
 
 小学校の体罰は、たびたび宿題をしてこなかった高学年の男子児童に対し、50代の担任の男性教諭が平手で頭をたたいたりしたもの。この行為は、一度だけでなく複数回あったという。
 
 中学校の2件については、いずれも同じ学校で、20代の部活動の男性顧問2人が体罰に及んだ。
 
 1件目は、練習試合中に「普段の練習の成果を出せ」と叱責するなかで、複数の女子部員のほほを平手でたたいたりした。
 
 2件目は、1件目とは別の部活動の練習試合で、やる気をなくした複数の男子部員を鼓舞するため、平手でほほをたたいた。
 
 今回分かった3件とも、発覚後に児童や生徒、それぞれの保護者に事情を説明して謝罪。現在は保護者も納得していて、小学生は問題なく通学、中学生も顧問と良好な関係を保っているという。
 
 会議のなかで、荒木徳尚教育長は「服務監督権者として、大変残念であり、大きな責任を感じている。被害を受けた児童生徒と保護者に謝罪するとともに、二度とこうした事象が起きないよう、服務規律の確保を徹底したい」と話していた。
 
 今後は、全教職員が体罰に関しての正しい認識を持つため、全ての校園で再研修を行う▽管理職のマネジメント力を高める▽教職員の組織対応を再確認する▽部活動のあり方を再認識する▽児童生徒との信頼関係をさらに深める−などに取り組み、再発の防止に努めるとした。
 
 
写真=体罰の調査結果を説明する荒木教育長

    

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