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両丹日日新聞2013年4月14日のニュース

ジュニア五輪・モーグルの高校クイーンに 成美の畑田選手

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 スキーのモーグル競技に取り組む福知山市水内、福知山成美高校2年生、スキー部の畑田萌香選手=兵庫県丹波市出身=が、JOCジュニアオリンピックカップで優勝し、進学後初シーズンで高校女王に輝いた。ワールドカップ選手が出場する国内最高峰の全日本選手権でも2年連続入賞するなど頭角を現している。

 モーグルは、大きなコブのコースを滑り、途中にある2カ所のジャンプ台を跳んでエア演技をする。ターンの精度、演技の難度、タイムなどの総合得点で順位が決まる。
 
 幼いころからスキーをしている畑田選手は、中学1年でモーグルを始め、数々の大会で表彰台に上がってきた。スキー部がある成美高に進み、シーズン中は大阪の飲料メーカー・サンガリアがスポンサーのクラブで練習し、オフ期間は部活で体力づくりなどをしている。
 
 中学生時代はスキー部がなかったが、今は種目こそ違っても同年代のスキーヤーと部活動ができ、学ぶことが多く充実しているという。

■不調乗り越えレベルアップ■

 中学3年生で中学女王と全日本選手権シングル10位入賞の記録を打ち立てた畑田選手だが、今シーズンの試合が本格的に始まった今年1月からは不調が続いた。
 
 「『成績を残さないと…』とあせってしまって」気持ちが入らず、しばらく落ち込んだが、2月中旬にモーグル本場のカナダ、アメリカでの北米選手権に出場したときに「思っていたほどレベルは離れていない。いけるんだ」と自信を取り戻して復調した。
 
 長野県白馬村の八方尾根スキー場で4月2、3両日にあったジュニアオリンピックは、集中して挑めた。
 
 得意のエア演技はバックレイアウト(伸身後方宙返り)などをきれいに決め、出場選手で唯一の4点の大台に乗せた。北海道、長野など雪国勢を抑え、総合得点は2位に0・84ポイント差の19・39点。高校生と中学生の両部合わせての総合優勝を手にした。

■全日本選手権はデュアル7位 上村選手と滑る■

 3月29−31日に富山県であった全日本選手権でも、2人ずつ滑るデュアルで7位に初入賞し、シングルは2年連続10位に入賞した。
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 デュアルは、1人ずつ行った予選の上位8人が2人併走の決勝トーナメントで戦った。畑田選手は出場19人中ワールドカップ選手全5人に次ぐ6番手で予選を通過し、決勝トーナメントに初進出。1回戦で元世界女王の上村愛子選手(北野建設SC)に敗れた。まだ届かない。でも、目指す世界トップレベルとの戦いで一層のやる気が芽生えた。
 
 高難度のフルツイスト(伸身後方宙返り1回ひねり)を練習している。5年後の韓国冬季五輪出場を目指して「エアを磨き、ターンの質やスピードも上げたい。もっとうまく、強くなりたい」。
 
 全日本選手権を観戦した成美高スキー部の吉田和生顧問は「平日は部活、休日は大阪のクラブに通う努力家。基礎体力や体幹強化はアルペンと共通するので、しっかり指導していきたい」と話していた。
 
 
写真上=不調を乗り越え全日本選手権デュアル7位入賞を喜ぶ畑田選手(右)
写真下=バックレイアウトを決める(全日本選手権で)

    

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