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両丹日日新聞2013年4月 4日のニュース

平日昼間の火災に対応 福知山市消防団がOBらによる機能別団員制度を導入

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 サラリーマン団員が約8割を占める福知山市消防団(山田浩和団長)は今春から、平日の昼間の消防力を強化するため、分団にOBらによる機能別消防団員の体制を取り入れる。まず川合、金山両分団に、合わせて33人が入団した。平日昼間の火災時の初期消火活動、大規模災害時の避難誘導などをする。任命辞令交付式は7日、内記五丁目の惇明小学校で行う。

 市消防本部によると、29分団の昨年4月現在の団員数は、定数2160人に対して1916人。少子高齢化などの影響で08年度に2000人を割り、減少が続いている。
 
 さらに団員の83%がサラリーマンで、とくに市の周辺部は福知山消防署や東・北分署からも遠く、昼間に地元にいる団員が少ないため、消防力が下がるという問題点があった。
 
 これを解消するため、市が11年に一般の消防団員(基本消防団員)とは別に機能別消防団員を導入する条例改正をした。
 
 機能別消防団員は、一般の消防団員とは違って活動内容が限定される。基本的に平日昼間の分団管轄地域内で、分団長の指示を受けて火災の初期消火や大規模災害時の避難誘導をする。出初め式や消防操法大会、日ごろの訓練などには参加しない。
 
 機能別消防団員として今回加わるのは、川合分団が13人、金山分団が20人。両分団とも昨年、「団員の勤務先が地域から離れている場合が多く、初期消火で速やかに現場に駆けつけられる体制をつくりたい」と、地域住民に協力を呼びかけた結果、65歳以上の人を中心に有志が集まった。
 
 全員が消防職員や消防団員のOBで、消防に豊富な知識と経験があり、各分団の小型ポンプを積載した車両などを使い、機動力を発揮する。
 
 市役所3支所には、それぞれ10人程度の職員で編成する支所消防隊を、条例改正前の10年7月に設けている。平日勤務中の火災の初期対応に限定しているため、機能別消防団員に位置づけている。
 
 13年度の団員数は、機能別消防団員やカラーガード隊員らを含めて1960人に増える予定。
 
 市消防本部では「今まで支所消防隊の活動で、火災を最小限に食い止めることができたケースが何度かある。地域の消防力向上に期待しているが、あくまで機能別消防団員は、全市域へ導入するものではない。地域の実情に応じて分団と地元が導入について検討を進めてもらうことになる」と話している。
 
 
写真=川合分団員から小型ポンプの扱い方を教わり再確認する機能別消防団員の入団予定者(川合分団提供)

    

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