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両丹日日新聞2013年3月28日のニュース

丹波漆活用で福知山市と京都美術工芸大が協定

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 福知山市と南丹市園部町の学校法人二本松学院・京都美術工芸大学は、福知山市が力を入れる夜久野町の丹波漆を活用した地域・文化芸術振興を図ることを目的に協定を27日締結した。地域資源と学術資源を提供し合い、特色ある地域づくりや伝統産業・工芸の技術向上を目指していく。

 夜久野は奈良時代から上質の漆が採れ、西日本随一の産地としてNPO法人丹波漆(岡本嘉明理事長)が採取の伝統技法を守り続けている。
 
 京都美術工芸大学は伝統工芸の職人育成を掲げ、昨年4月に開学。工芸学部伝統工芸学科に漆芸専攻があり、漆を使った工芸技術の習得などに励んでいる。
 
 協定は、丹波漆の振興を図っていくため、福知山市から大学に呼びかけた。大学側は丹波漆を教材として活用し、美術・工芸や文化財修理の分野で研究を進めていく。
 
 今後の取り組みとして、市が大学の学生をインターンシップで受け入れ、学生たちが夜久野の漆林での下草刈りや植栽イベントに参加するほか、漆を採取する漆掻(か)きの「初鎌入れ」などを見学。将来は丹波漆を使った作品制作も手掛けたいと考えている。
 
 協定書調印式は市役所であり、松山正治市長と二本松学院の新谷秀一理事長が協定書を交わした。松山市長は「大学の知恵と経験を借り、夜久野の漆を有名にして、福知山を文化の香り豊かなまちにしたい」と述べた。
 
 新谷理事長は「夜久野町の丹波漆は京都の伝統工芸、文化を育ててきた。協定を機に丹波漆を中心にして、人的交流や文化振興が進んでいくことを願っている」と話した。
 
 
写真=協定書を持ち握手を交わす松山市長(右)と新谷理事長

    

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