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両丹日日新聞2013年3月27日のニュース

学校を地域で応援 4月開校の夜久野学園にサポータークラブ

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 京都府北部初の施設一体型の小中一貫校として4月10日、福知山市夜久野町高内に市立夜久野学園が開校する。これに合わせ、学力が高く人間性豊かな児童、生徒を育てようと、地域ぐるみでの学園サポーターの会「結クラブ」が設立される。現在、約150人が会員登録。事務局を学園内に置き、学習、クラブ活動の支援、環境整備など多方面にわたって取り組みを進める。

■校舎に事務局置き学習、クラブ活動など支援■

 夜久野学園は、今年度で町内3小学校を閉校して統合し、現在の夜久野中学校敷地内に夜久野小学校の名前で併設する。小中学校の9年間を前、中、後期に分けた4・3・2制で、特色ある教育を進める。5年生からの中期以降は一部の教科を教科担任制にする。
 
 学園サポーターの会は、夜久野中が昨年度から2年間、府教委から「京の未来創造校」の研究指定を受け、生徒の学力と教員の指導力の向上のため、地域との連携方法を模索するなかで、学園開校を機に計画した。
 
 豊富な知識や経験を持った地域の人らに支援ボランティアとして活躍してもらおうと、昨年10月から、強制的にならないように団体ではなく、個人単位で協力できる人を募集し、PTA会員、老人クラブ会員、民生児童委員や一般の人ら、多方面から人材が集まった。
 
 活動するのは、社会人講師▽読書ボランティア▽農業・職場体験指導▽クラブ活動支援▽校庭での花栽培・美化作業などの環境整備▽登下校の安全見守りの6分野。児童、生徒が地域の人たちからの信頼、愛情、期待などで温かく包み込まれていることを実感できるようにする狙いがある。
 
 小学校が廃校になる地域がさびれないよう、児童、生徒が今まで以上に地域の祭りや運動会、敬老会、清掃活動などに積極的に参加するようにし、学園を市民憲章でうたう「共に幸せを生きる」舞台にしたいという。
 
 取り組みをスムーズに進めるために体育館横のミーティングルームにクラブ事務局を設置する。事務局員は市老人クラブ連合会夜久野支部の会員2人が務め、週3日の午前中は常駐する。
 
 過疎高齢化が深刻な夜久野でも3世代同居の家庭は減っており、事務局を開放して児童、生徒が休み時間に自由に出入りし、世間話や悩み事相談などをできるようにする。市老連夜久野支部の事務局も兼ね、平野から移す。

■開校を前に市老連夜久野支部が清掃■
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 26日には、結クラブで環境整備を主体となって担当する市老連夜久野支部の役員ら47人が、開校前の清掃奉仕作業をした。
 
 学園玄関のガラス磨き、体育館階段や中庭に敷き詰めた自然石にこびりついた苔むしり、ミーティングルームの拭き掃除をした。
 
 衣川美一郎支部長は「地域から小学校がなくなったことは寂しいが、学校支援を通じて次代を担う子どもたちとふれ合う機会を増やし、元気をもらいたい」と話す。
 
 衣川裕二・夜久野中学校長は「より良い学習環境づくりを地域の方々、子ども、教員が一緒になって進めていきたい。支援に頼るだけでなく、学校が地域に貢献するという双方向の活動が大切。学園内に支援活動をコーディネートする事務局ができるので、連携も強化できると思っています」と期待を寄せている。
 
 
写真上=市老連夜久野支部と結クラブの事務局となるミーティングルーム
写真下=清掃奉仕作業をする老人クラブメンバー

    

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