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両丹日日新聞2013年3月22日のニュース

企業就職めざし 市が知的、精神障害者をチャレンジ雇用

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 知的、精神障害者の一般企業への就職のステップにと、福知山市は臨時職員として採用して経験を積んでもらう「市チャレンジ雇用」事業に取り組んでいる。昨年7月に開始以来、これまでに延べ7人を臨時雇用し、うち3人が就職を決めた。現在は30−40代の男女3人が就職をめざして日々の業務に励んでいる。

 国は、地方自治体などで障害者を短期雇用して一般就労へとつなげていくことを推進しているが、知的、精神障害者の雇用は「短時間しか仕事ができない」「コミュニケーション力に乏しい」などを理由に身体障害者よりも難しい現状にある。このため臨時職員として多数を雇用する福知山市の取り組みは府内でも先進的だとして、市外からの視察が続いている。
 
 勤務は1日5時間半で月16日間。市役所庁舎内でのパソコン入力や冊子製作のデスクワークのほか、公共施設の清掃や草刈りなどをしている。
 
 市チャレンジ雇用の重点の一つが、社会性を高めること。市は「あいさつやビジネスマナーなど、社会人に不可欠な部分で弱いところがある。そこを底上げしたい」と力を込める。訓練施設などとはまた違った、実際の労働の場での元気なあいさつ、市職員とのやり取りなど、日々の全てがステップアップへの貴重な経験になっている。
 
 就職は各自がハローワークに登録して行う。昨年12月に40代女性がスポーツ用品店、今年になって2月には50代男性がガソリンスタンド、3月に20代男性が食品会社にそれぞれ就職を決めた。
 
 現在チャレンジ雇用中の3人は「働くことが楽しい」と口をそろえ「仕事がうまくいった時に達成感がある」「体を動かす仕事が得意」「器用な手先を生かせる仕事がいい」と就職への意欲を燃やしている。
 
 課題は就職先の受け皿を増やしていくこと。市はハローワークや社会福祉部門、商工関係機関との連携も強化して、障害者雇用の機運を高めていきたいという。
 
 
写真=市中央保健福祉センターの清掃をするチャレンジ雇用の臨時職員たち

    

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