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両丹日日新聞2013年2月16日のニュース

下流域24地区で洪水対策 国交省福知山が新たな由良川整備計画

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 国交省福知山河川国道事務所は15日、福知山市昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館で開催の由良川流域懇談会で、新たな由良川水系河川整備計画(原案)を発表した。新計画は福知山、舞鶴、宮津3市の下流域24地区で新たに宅地かさ上げや、集落などを堤防で囲む輪中堤の整備を図る。下流域では現在18地区で整備計画が進められており、これで被害の恐れがある全地区で水防災対策が講じられることになる。

 現計画は2003年に策定。1982年の台風10号規模の降雨に対する災害防止対策などを盛り込み、整備期間を30年としていた。しかし、翌年には台風23号により由良川下流部で大きな洪水被害が出た。このため18地区で整備期間を10年に縮め、2014年を完成目標に緊急水防災対策を進めている。
 
 新計画は、由良川流域でも甚大な被害があった1959年の伊勢湾台風規模の洪水に対する被害防止を目的として策定。福知山市の筈巻、大江町日藤など16地区で新たに宅地かさ上げ、同町北有路など5地区で輪中堤築造をするほか、下天津など3地区でかさ上げと輪中堤の両方の整備をしていく。
 
 また福知山市内から綾部市内にかけての中流域については、由良川と土師川の合流点付近の猪崎から綾部市味方町付近までの延べ約15キロ区間で河道掘削をする。
 
 このほか由良川水系の土師川が流れる福知山市高畑でも連続堤防を築く計画にしている。新計画での新たな整備の目標期間は13年度から約30年間。今後計画案について市民から意見を募ることにしており、最終的に府知事からの意見を聞いたうえで、新年度早々に計画決定をする。
 
 由良川流域懇談会には、座長の川合茂・舞鶴高専名誉教授ら11人が出席。一般市民ら約70人が傍聴した。委員からは「新たな計画での期間30年は長い。できるだけ早く整備してほしい」との要望があり、国交省職員は「一年でも早く達成できるよう、予算獲得に努めたい」と答えていた。
 
 
写真=大江町北有路付近を流れる由良川。新計画では新たに北有路での輪中堤整備も盛り込まれている

    

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