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両丹日日新聞2013年2月 7日のニュース

定年の先生に感謝込め 現役・OBで淑徳和太鼓コンサート

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 福知山市正明寺、福知山淑徳高校に府内でも珍しい和太鼓部がある。「淑徳和太鼓」の名で知られ、その響きは力強い。授業のカリキュラムの一つとして、10年以上前に始まった和太鼓講座が前身で、このころから桐村操教諭(60)=北岡町=が生徒たちを指導してきたが、今春、定年退職することに。現役・OG・OB部員らは、お世話になった先生に感謝の気持ちを表したいと、24日、学校でコンサートを開く。

 淑徳和太鼓のおおもとは、1996年にまでさかのぼる。保育科で生徒たちが習ったのが始まりだった。2001年度からは総合学科・総合講座の中に「和太鼓講座」が設けられ、希望の生徒たちが技術を磨いた。当初は授業内での活動が中心だったが、その後、ダイナミックな音色が評判となり、地域のイベントなどへの出演依頼が相次ぐようになった。
 
 昨年からは和太鼓部となり、一層精力的に活動するようになった。講座時代から指導してきた桐村教諭は、部になってからは顧問として、技術だけでなく、礼儀作法や一人ひとりの個性を育む指導をしてきた。
 
 その桐村教諭が3月で定年を迎え、第一線から退くことになった。知らせを聞いた同校OBで、在学中に和太鼓講座を受講し、現在「和太鼓ユニットひとつ」のリーダーとして活躍する霜澤真さん(23)=丸田ケ丘=が、桐村教諭への感謝の思いを伝えるとともに、淑徳和太鼓のこれまでの歴史を大勢の人たちに見てもらおうと、現役生徒や卒業生に呼びかけ、コンサートを企画した。
 
 3部構成で、1部は現役部員約20人が出演。2部では卒業生約20人が演奏し、3部はコラボ演奏をする。練習は1月から開始。現役生、卒業生が心をひとつにして取り組んでいる。
 
 部長で3年生の西山成美さん、山口大介君は「桐村先生には、精神面でも教わることが多かった。淑徳和太鼓の歴史とともに、私たちの成長ぶりも見てほしい」と意欲的に語る。
 
 卒業生たちも久しぶりに演奏できる喜びに浸っている。村上麻里さん(24)=綾部市=、辻本佐来子さん(24)=兵庫県三田市=は「桐村先生の指導は、厳しい中にも優しさがあり、相手を思いやる気持ちを大切にすることを学ばせていただいた。卒業してブランクがあるが、頑張りたい」と話している。
 
 桐村教諭は「本当に幸せで、感謝するのはこちらのほう。これまで生徒たちには厳しいことも言ったが、いろんな力を身につけ、伝統をうまく受け継いでもらっている。本番では、その時代に合った曲を精いっぱい演奏してほしい」と期待を込める。
 
 コンサートは午後1時30分から体育館で開演。一般の人も入場無料。
 
 
写真=現役部員、OB・OGたちが心一つにして、練習に励む

    

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