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両丹日日新聞2013年2月 6日のニュース

現役の道具たち(3) ぬくもり伝わる火鉢 −「鉄道省」の文字

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 冷え込んだ日に手をかざせば、ぬくもりがじんわりと伝わってくる。福知山市報恩寺の平石幸一さん(76)宅の離れには、鋳鉄製の火鉢がある。表面には「鉄道省」の文字と「工」という印が見られる。

 鉄道省は1920年(大正9年)5月15日から1943年(昭和18年)11月1日まであった鉄道を管轄する官庁。西日本鉄道OB会福知山地方本部顧問の桐村博之さんによると、「職員の詰め所などで暖房用に使用されていて、燃料は木炭や練炭だった」とのこと。「工」のマークは、レールの断面をデザイン化したもので、旧国鉄のシンボルマークだったという。
 
 この火鉢は、知り合いの大工から10年ほど前に譲り受けたもの。仕事ができなくなる雨や雪が降ったとき、地域の仲間が寄り合い、その中心に火鉢を置く。新しいダルマストーブも使えば体の芯から温まる。
 
 木炭をくべた火鉢には網を乗せ、餅を焼いたり、スルメをあぶったり、湯を沸かしたり。火鉢を囲み、仲間とざっくばらんな話をする至福の時間を過ごしている。
 
 
写真=人が集まったときの中心に据えられる
 

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